かせきさいだぁ『ミスターシティポップ』を買っていたのだった



 かせきさいだぁの新しいアルバムが出ていたことを三ヶ月遅れくらいで知って、買った。昨年末のことだ。すごいシティ・ポップって感じだった。なにがシティ・ポップなのか、つーかおれシティ・ポップ聴いてたことあったのか、と。でも、今風の写真のボックスを開けて出てきたCDの感じの懐かしさ(具体的に言うとデイト・オブ・バース。けど、あのバンドもわざとちょっと古め志向みたいのあったような気も)!
 でも、カバー曲「恋の呪文はスキトキメキトキス」は知ってるぞ、と言いたい。思い返すは幼き日の記憶……と言いたいが、調べてみるとアニメ『さすがの猿飛』の主題歌ということで、おれは『さすがの猿飛』をまったく記憶していない(年代的に再放送を見たのだろうが)。「恋の呪文はスキトキメキトキス」の名を見たとき思い浮かんだのは、日曜の朝かなにかの『美少女仮面ポワトリン』的ななにかだった。ただ、曲はすごく記憶にある。名曲だということだ。たぶんそうに違いない。
 まあともかく、「恋の呪文はスキトキメキトキス」も自身の名曲「冬へと走りだそう」もシティ・ポップな感じになっている。そんな中でも一番好きなのは「くちづけキボンヌ」という曲だった。が、インタビュー記事など今更読むに、これは提供曲のセルフカバーみたいなものらしい。


 これがオリジナル? ということになるのか。おれはアイドル関係はほんとうに真っ暗に暗くて、でんぱ組.incと言われても知りはしない。今知ったが。
 まあそういうわけで、前作からさらに歌へかじを切った本アルバム、前エントリのとおり、しばらくは聴き込めないが、またがっつり聴くこともあるだろう。おしまい。

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