このごろの『ビビッドレッド・オペレーション』とおれのはなし

ビビッドレッド・オペレーション 1(完全生産限定版)(イベントチケット優先販売申込券付き) [Blu-ray] おれはすばらしい『ストライクウィッチーズ』に魂を感じ、帰依しているといってもいいし、その生みの親たちには多大なる敬意を抱いている。
 そのなかの一人であり、「女の子のかわいさ」の求道者でもある高村和宏股間督の新作アニメである『ビビオペ』にもそうとうの期待を抱いていたといっていい、が。

 二話まで見た時点でこんなことを感じていた。その後も、なにかこう……なんだかちょっとなぁという感じを抱き続けてきたのだが。……だが、六話まできてなんだろうか、ドッキングとまではいかないが、ちょっとフィットしてきたような気になってきた。六話の徹底した水着回+馬鹿話で一気に! とか、「この回みたいなのを求めていた!」とは違うんだけど、いや、そうなのかな? なんか悪くない、むしろいいかも、くらいになってきた、ような気がしないでもない、けど、まだ魂というものは、まだちょっと、だけど。そう、黒の子の顔をマフラーで隠す姿とか、『赤軍PFLP 世界戦争宣言』に出てくる女闘士みたいでかっこいいし、意外に胸が大きいとか、いや、やっぱりあのカラスのお姉ちゃんが次元を超えて妹帝国を……とか。
 うーん、やっぱり、やや、無理矢理な感じに「好きになろう」というバイアスもあるのかな。でも、少なくとも、といってはなんだけれども、ラジオもニコニコ動画もすげえおもしれえし(自分の中では「じょしらじ」級)、キャストの人たちとかの空気とかすげえいいなって思うんだよ。したら、なんかもっと続けば、もっと作品本体の方も、みたいのがあるのかな、とか。もっとノニ感とか出していってほしい、とか。
 正直、なんというか、計りかねているというところで勘弁してください、というところでどうだろう。なにせまだ、一期なら一期で完結してないわけだし。
 ついでに他のアニメの話を。『琴浦さん』は初回の鬱展開の一発に持っていかれて、そっからコシコシな日常っぽいところにランディングしていくような感じなのだろうけれども(あからさまに空手の子がやりすぎていたりしたのを、やや周りが辛く当たることで解消しようとしてんのかな?)……、やっぱりなんか不穏な空気もあって、まあ原作とか知らんけど、わりとどきどきしながら見ている。あとは2クールもののノイタミナ2作と『新世界より』は相変わらずおもしろいが、ほか新しいのはなんか見ていたっけ、見ているはずだ、という感じです。はい。