『エッセンシャル・キリング』を観る

wikipedia:エッセンシャル・キリング

ストーリー
アラブ人テロリスト・ムハンマドは米軍に爆撃されて捕えられる。彼は、拷問を受けた後、車で移送されるが、途中の事故により逃亡する。

 それで逃亡して雪の降り積もる森を一人で彷徨う。話としてはだいたいそんだけ。それで、おれは正直言って眠くなりました。まあ、主人公は台詞がありませんし。それで、アリ食ったり、樹の幹(地衣類?)食ったり、極限状態の逃走は続くのですけれども、どうにも眠いなと。ただ、森の道を通りがかって、自転車で転けて、なぜか赤ん坊に授乳する女にむしゃぶりつきに行ったところだけ、おお、実存主義的や(?)、と思いました。たとえばなにかこう、主人公が宗教的な受難者を表しているのだ、とか、タイトルにあるように必要不可欠な殺しとはなにか、アメリカは何をやっているのだ、とか、そういう意図とかあるのかもしれないのですが、眠くなりました。でも、ラストシーンは好きでした。おしまい。

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ヴィンセント・ギャロというとこれなのですが、これは好きなのですが、観たのもずいぶん昔なのです。