『ノーブルウィッチーズ3 第506統合戦闘航空団 結成!』を買った読んだ聴いた


 内容よりまず外装というか、そのあたりについて書きたい。おれが買ったのはドラマCD同梱版である。文庫本にCDの組み合わせで2,200円である。少し高い! が、手元におさめてみると、これがなかなかいい感じなのである。文庫本の高さにCDの幅。それらが生み出すケースの厚みと重さ。なにかこう、新しいメディアを手にしたような気にさえなる。読んだり聴いたりする前から、すっかり気に入ってしまった。
 で、CDより先に本を読めよということなので、そのようにした。話はといえば、そうだった、軍記物というよりサム・スペイドの出てくるミステリー展開をしていたのだった。ふむふむ。おお、なにか最後はちょっと感動してしまったぞ。那佳はええ子やなあ……。
 でもってドラマCDだ。その黒田那佳はといえば中村繪里子さんが演じるときたもんである。おれにとっては言うまでもなく天海春香の人であって、それでもってたまに聴いたりするラジオではやり手の感が強い。さて、どんな那佳に? 最初の感想は、思ったより子供っぽいかな、という感じ。だが、慣れてくると「がんばります、マスター!」じゃあないけれど、純粋な前向きさと、やや銭ゲバ感というあたりがマッチしているように思えてきて、いいじゃないのという具合。おれはあまりアニメ界、声優界に詳しくはないが、一応は知ってる501と765、初の「どっちも」かな。別舞台だと原由実の名前が出てくるか。まあいい、これでまたすばらしいストライクウィッチーズの世界が広がった。しかしなんだろうか、このラジオCD、人名含めて大量に台詞のあった野水伊織さん(あまりよく知らず)が大変そうだなーと思った。
 ま、そんなわけで、ノーブルウィッチーズの面々も記憶力の無くなりつつある脳細胞にそれなりに刻まれてきて、さあどんとこい……って次は502でした、そうでした。いやはや。



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