パパ、ぼく、トマトジュース飲めるようになったよ!

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お恵みものいただきましたにゃ。理想のトマト、ドーン。発売元はオカルト水で名をはせる伊藤園。200mlに6個のトマト入りドーン。

と、おれはここで前にも書いた昔話を書く。おれはトマトの苦手な子供だった。だが、トマトは食べられるようになった。だが、トマトジュースだけはだめだった。どうしようもなく飲めなかった。小学校の三年生くらいのときだったろうか。おれの親父は酔っていたか酔っていなかったか。ともかく、小さなトマトジュース缶一本、「飲めたら一万円やるぞ」。目の前には一万円札ぴらぴら。小学校三年生くらいのおれには大きい金額だ(バブルの頃はそういうものだったのです)。今のおれにも大きい金額だ。それでもおれは、どうしてもトマトジュースを飲めなかった。一万円は惜しい。惜しいが、「おれはそれでもトマトジュースを飲めないのだ」という妙な満足感があった。それ以来、トマトジュースとは無縁で生きてきた。生トマトも火の入ったトマトも大好きになったが、トマトジュースとは無縁であった。

が、このところの昼飯の話である。脳内のどこかから「野菜350g」という言葉が響き、生野菜を食うのが面倒なときに、しばしば野菜ジュースを買うようになっていたのである。おれはそれを普通に飲めた。しかしこれ、ベースはトマトジュースじゃね? とも思った。

 

伊藤園 1日分の野菜 (紙パック) 200ml×24本

伊藤園 1日分の野菜 (紙パック) 200ml×24本

 

おれは、ひょっとしたら、トマトジュースすら飲めるようになったのかもしれない。そう思った。そう思って紙パック200mlのトマトジュースを買った。無塩のトマトジュースを、買って、飲んだ。飲める、飲めるぞ。飲める! 一万円もらえないのに飲める。これは悪くない。そう思って「ほしいものリスト」に入れておいたら頂けた。この世は慈悲で廻っている。健康を気遣っていただいてありがたいかぎりである。

 

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それで、トマトジュースをグラスに入れて……。

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あれれ? なんか泡立って……。胡椒なんて一振りしちゃって……。写真もボケてる。

レッド・アイ - Wikipedia

というわけで、贈っていただいたお気持ちも踏みにじるアル中ヒャッハー! トマトジュースにビール、これが合う! 「ビールはちょっとな……」という人と「トマトジュースはちょっとな……」という両方の人に勧められる飲みやすさ。そして、「これは酒だけど健康にいい!」という妙な高まり。いや、いいですよ、これ。濃厚でいて、スッキリもしている。たまらん。そして、けっこう飲んだ感じになれるので(350ml+200ml)、アルコール総量も減るというもの。あ、ちなみにビールはキリン一番搾りね。そういう意味じゃ既製品のあれは薄いというものだ。

 

 ↑あれ。

まあ、ともかく濃厚なレッドアイ。しばらくこれで行きたいところなんです。というか、ありがとうございますです。わたし、食費、みなさまからのお恵みにそうとうに助けられておりますけえ(冗談抜きで)、今後ともよろしくお願いいたします。

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ヒャッハー。

以上。