人生楽しくないって思ってる人を楽しませたい
- [人生]
おれに小麦粉とお好みソースとマヨネーズを送ってください。
2017/09/21 13:02
と書くと、
実際に送っていただける社会。
これがインターネット・ザ・社会。
いいのだろうか。
いいのだ。
いい。
これによりおれの食費は浮く。
浮いた金で競馬をする。
競馬で勝った金で家賃を余裕で払う。
理路整然とした、まっとうな人間の道。
人の生きるべき道、道徳がここにはある。
道徳の時間は教育テレビを観ていればいいから楽だった。
楽なのはいいことなのだ。
結論として。
おれは「生産する趣味」を持っているといえるのだろうか?
言えてしまうように思える。
なぜなら、米もパスタも小麦粉も送られてくるからだ。
しかし、おれは最強といえるだろうか。
否。
おれはサラリーマンではあるが、会社は明日をも知れない情況にある。給料もろくに出ない。そしておれは精神科医に言わせれば「ぼくが外科をやるようなものですね」というような畑違いの仕事をやらざるをえなくなり、精神疾患は悪化の一途を辿っている。
最強に、なれたらいいのにな。いろんなことが、思い通りに、なったら、いいのにな。
人生は松田のマヨネーズ甘口ほど甘くはない。おれがライターになりたいといったところで100円ライターになれるかどうか怪しいところだ。それに近頃のライターは子供が安易に着火できないように固くなっているというではないか。厳しいなあ。
こんなときは、月の裏側から宅配ピザを届けてもらうに限る。人間にはひと月に一度宅配ピザの日があるのだ。たとえ大雨でも。おれは史上最高の超強硬に無慈悲の注文をするのだ。結果、「今、出ました」の蕎麦屋メールから50分経ってピザは届いた。遅れたお詫びに割引券をくれた。ピザは少し冷めていた。温め直せばよかった。
さて、来月はこの割引券を使うか、違うピザ屋を使うか。おれは三つの宅配ピザ店を使いまわしている。「こいつはいつも22日にピザを頼む22日マンだ」と変なあだ名を付けられないための警戒心による。とはいえ、三ヶ月に一度の注文というのも自然すぎて不自然。そこで二ヶ月連続の注文。ベリヤならきっとそうする。おれもそうするかもしれない。けれど、大雨が降っていたら?
ああ、宅配ピザ屋。雨の日は注文が増えるのかしら、減るのかしら、変わらないのかしら? ピザ屋の彼女になってみたらわかるのかしら。あたしをグレッチで打って。
いいや、打たないで。打たないでクリックして! 最強になるの!