- アーティスト: Omodaka,寺田創一,Soichi Terada
- 出版社/メーカー: Far East Recording
- 発売日: 2019/11/06
- メディア: CD
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https://www.youtube.com/watch?v=nddUYjveo-4
おれはOmodakaも寺田創一も知らない。知らないが、先々週の金曜日に、ラジオから流れてきた曲に、「なんだこれは？」と思った。上司と仕事の話していたが、「ちょっと待ってください、なんですかこれは？」といって会話をストップさせた。それがOmodakaの『Chakkiri Bushi』だった。次の月曜日には、おれのもとに『Gujoh Bushi』のアルバムがあった。
おれはOmodakaを知らない。寺田創一も知らない。しかし、検索して出てきた曲にも打ちのめされた。
たとえば、この、競艇をテーマにした「monkey turn」。どんだけかっこいいんだ。おれは競馬ファンを辞めて競艇ファンになろうかと思ったくらいだ。
あとは、もうこんな長い動画もアップされている。
まあ、新しいブラウザで開いて聴いてほしい。べつにそっちいったままでもいい。
で、Omodakaとはどんななにかなのか？
こんな感じらしい。
ヴォーカルは金沢明子だ。「イエロー・サブマリン音頭」の人だ。いや、「イエロー・サブマリン音頭」の人、という認識は失礼かもしれない。たぶん、民謡のすごい人だ。そのすごい人が、テケテケの電子音に乗っていて、サイコーなのだ。おれは電子音に乗った単調な女性ヴォーカルが好きなのだけれど、民謡の力強い歌唱に乗るのもいいと知った。
というわけで、おれは「桑名のとのさん～♪」とかいいながら、関内関外をほっつき歩いている。そんなおれを見つけたら、何もいわずに千円札でも握らせてくれたらそれでいい。悪くない。
