ホットカッコントーワイノ

一ヶ月くらい前に、こんな記事があった。

anond.hatelabo.jp

まあ、そんな方法はないのではないかと思うのだが、興味深いのはこの記事についたブックマークだった。

b.hatena.ne.jp

みなそれぞれに「おれの処方」のようなものを持っているのだ。なかなかに面白い。

そんな中で、「葛根湯」って言ってる人多いな、とか思った。思って、しばらくして精神科医が薬について語る本を読んだ。

goldhead.hatenablog.com

ここに出てくるお医者さまたちには、漢方薬の使い手がいた。それが正しいのかどうかわからん。わからんが、漢方薬が「ダーティー」(一つの目的に対して一発必中の効き目を発揮するのではなく、なんというか散弾銃のようにいろいろなところにぶちまけていろいろ当たるかも、みたいな)だとあり、なるほどそうかもしれない、などと思う。そして、「ダーティー」ゆえに効き目(があるとすれば)ゆっくり、やさしいものかもしれない。

というわけで(どういうわけか?)、「風邪の予防に葛根湯飲んでみるか」となった。

 

 Amazonで売ってた、これを買った。安いから。そして、ちょっと風邪っぽい……の三歩前くらいの、ちょっと喉が、とか、やや鼻水がとか、「風邪の予兆の予兆」くらいで飲んだりしている。今のところ、風邪はひいていない。そして、おそらくはプラセボだろうが、体が少しあったかくなったようになって、さらに食欲が出る。食欲が出るのがいいかどうかはともかく、健康的だ。

葛根湯[寒気(さむけ)] | クラシエの漢方 かぜシリーズ

そうだ、(おれが買ったのはクラシエのではないけれど)、ここのページの動画でも「ひきはじめのひきはじめ」とか言ってる。これからは葛根湯の時代だ。いや、おれは抗精神病薬抗不安剤、睡眠剤など飲んでいるから、本当は医者に聞いてから飲むべきなのだろう。今度、聞いてみよう。たぶん、大丈夫だろうが。

というわけで、おれはクールエイドワイノならぬホットカッコントーワイノとして冬を乗り切ろうと思っている。というか、おれ、ほとんど風邪ひかんのだけれど。馬鹿だからか。まあ、それでもいいが。

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goldhead.hatenablog.com

 

アメリカの鱒釣り (新潮文庫)

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