※正確な情報はどっかの公式サイトでも探して読んでください。
おれは横浜市が特別定額給付金のオンライン申請を受付開始した5/12に手続きをした。
これで、人より早くお金がもらえるぞ、と思った。が、そのあとにポロポロと出てくる話を見ると、オンライン申請とは名ばかりの……とまではいかないまでも、非常に人力に頼ったような役所の作業があってひどく効率的でなく、なおかつ入力ミスも目立つ、ということらしい。
おれは一つのことにきづいた。たとえばおれが宝来城多郎という名前だとしたら(なつかしいな)、銀行口座の名義をこう書いてしまったのである。
→ホウライジョウタロウ
しかし、どうも銀行口座名というのは拗音を使えないとかいう報道があった。名字と名前の間にスペースも必要だとかいう話も見た。おれはこう書くべきだったのだ。
→ホウライ ジヨウタロウ
それを知って、おれはどうしようかと思った。何度でも申請をやり直せるといういいのか悪いのかわからないシステムなので、打ち直して再申請するか? でも、それは役所の手間を増やすだけではないのか? あるいは、なんらかの確認の連絡が来るのか? ずっと来なかったら、郵送方式を待つべきか?
と、5/29に「ぴったりサービス」(マイナンバーをつかった、なんかぴったりしたサービス)からメールが来た。
「電子申請データを申請先の自治体にて受領しました」とのことだ。これは、横浜市にデータが行ったよ、という意味だろう。横浜市が確認しました、ではない。いったい、これからどうなるのか……。
と、思っていたら6/4の夜、帰宅して郵送申込書が届いていた。
さて、どうしたもんか……。
と、ふと、そういや口座確認してなかったなと残高を見てみると。
ヨコハマテイガクキウフ。
振り込まれてるじゃねえか! 6/3に! 気づかなかった!
……と、思ったよりテンションが上がらなかった。自分でも不思議だ。おれにとって10万円というのはかなり大きい金額だ。それが年収200万円くらいの人間のリアルであるはずだ。なのに、なんかテンション上がらない。意外だ。「なにか買おう!」という気にもならない。いや、何千円かは使おうという予定はある。でも、それだけだ。なんというか、沈みきったコロナ感の穴を埋めようとするもので、上がるわけじゃないんだ。すまん、日本政府。……いや、これはもともとおれがおさめ続けてきたたいした額でもない税金がちょっと返されただけなのかもしれないし、これから増えるかもしれない税金なのかもしれない。
ああ、でも、少しは気が楽にはなった。少しは。
よし、第二弾をだな……。