黄金頭さんがまたBooks&Appsさんに寄稿いたしましたの話、あるいは文章のタイトルの付け方について

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またBooks&Appsさんに寄稿したところ、掲載していただきました。まあとにかく読んでください。お願いします。頼み込むことでもないか。

実のところ、今回はタイトルをつけていただいた。ありがたい話だ。「え、タイトルなんていちばん重要なところじゃないの?」という人もいるかもしれない。それはそうかもしれないが、おれは自分の文章にタイトルを付けるのが大の苦手だ。だいたいタイトルを決めずにだらだら書いて、書いている文章の中から「これかな?」というところをコピペして題目にしているくらいだ。中見出しも苦手だ。

今回は、その「書いている文章の中からこれかな?」をやっていただいた。おれが最初に書いていたものよりよくなった。これはおべんちゃらでもなんでもなくて、正直そう思っているところだ。何人も集まって、合議で完成する文章が良いものになるとは限らないだろうが、だれかの手が入ることによって良くなるということはあるのだ。おれはずっと一人でブログを書いてきたので、そんなことを感じる。そして、文章の中から強い言葉を引っ張ってきてタイトルするのは間違いじゃないな、とも思った。むしろ、文中にも使えないような言葉をタイトルにつけてはいけない。いや、なんらかの技巧というものがあれば別なのだろうが。

ところで、「おれの博打」と書いたが、内容的には「おれの競馬」だ。なぜ競馬なのか、そこについて書いていない。ぶっちゃけていえばダビスタ、テレビゲームの「ダービースタリオン」である。

前にも書いたと思うが、競馬にまったく興味のないおれに、毎朝の通学時間に熱心に「ダビスタ」の魅力を語るやつがいた。ある日曜日にフジテレビにチャンネルを合わせると、菊花賞というレースをやっていた。その菊花賞で大逃げを打ったのがスティールキャストだった。実況の杉本清は「母のプリテイキャストを彷彿とさせる大逃げです」というようなことを言った。

おれはそれに衝撃を受けた。すべての競走馬には父と母がいて、それぞれに個性があって、その父と母にも、その父と母の父と母にも……。無限に通じる、壮大ななにかを感じた。おれはすぐにダビスタの虜になり、競馬の虜になった。そして今に至る。三競オートの類似性でごくたまに競輪やボートにも手を出すが、おれにとっては競馬の代用品にすぎない。パチンコやスロットのたぐいは、周りにやる人間、誘ってくれる人間がいないので、やり方がわからないので一度もやったことがない。まあ人間、博打は一人に一種類で十分だろう。

 

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