2021年 安田記念回顧 ~大局は見えたが馬券は外れる~

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おれは安田記念の前にこのように書いた。

このような抽象的な予想は、当たった。

……と言えるのかどうか。「あと、カラテを少々」が外れたのは間違いないけれど。

抽象的な予想。グランアレグリアは最強だ。だが、中2週のレースでゆるめの調整。100ではないだろう80くらいかもしれない。でも、パドックで大暴れもしていないし、最低80走るだろう、という感じ。ここに自身120の馬が出てきたら負けるかもしれない。

が、「120の馬」が間違っていた。おれの期待の上から順にインディチャンプ、ラウダシオン、サリオス。この3頭である。これで三連単フォーメーションを組んだ。はっきり言って、ダノンの2頭は考えもしなかった。ケイデンスコールの方が怖いかな、と思ったくらいだ。

結果、ダノンキングリーに勝たれた。グランアレグリアは思っていたより後ろから。「これは届かないのでは」と思ったら、本当に直線前が開かなくて勝てなかった。開いてたら勝ったと思う。

ダノンキングリーはどこから来たのか。おれはよく見ていなかった。ただ、ゴリゴリの先行からというよりは、ちょっと後ろからだったろう。3着のシュネルマイスターもどこから来たのか。ラウダシオンは最下位か。

上位4頭くらいはまあ、ほぼ互角と言うか、俗に言う「もう一度走れば」のタラレバの差だろう。自分の買った馬ばかり気にしていたせいで、実況アナがダノンキングリーの勝ちを断定していたのが意外に思えたが、たしかに勝っていた。

グランアレグリアは負けたとはいえ力は見せた。秋は天皇賞にチャンレンジしてほしい。サリオスはマイルがいいのか中距離がいいのか。シュネルマイスターの実力は、あるんだるけどどこまでのものか。

あまり思い入れのある馬もいなかったので、こんなところ。