おれは安田記念の前にこのように書いた。
グランアレグリアが最高の調子ではないかもしれないが、パドックで大暴れしているでもなく、普通の調子であっても勝ち負け余裕だろう。とはいえ最高の状態でハマれば普通のグランアレグリアに勝つ可能性のある馬がいないでもない、というような馬券。あと、カラテを少々。
— 黄金頭 (@goldhead) 2021年6月6日
このような抽象的な予想は、当たった。
……と言えるのかどうか。「あと、カラテを少々」が外れたのは間違いないけれど。
抽象的な予想。グランアレグリアは最強だ。だが、中2週のレースでゆるめの調整。100ではないだろう80くらいかもしれない。でも、パドックで大暴れもしていないし、最低80走るだろう、という感じ。ここに自身120の馬が出てきたら負けるかもしれない。
が、「120の馬」が間違っていた。おれの期待の上から順にインディチャンプ、ラウダシオン、サリオス。この3頭である。これで三連単フォーメーションを組んだ。はっきり言って、ダノンの2頭は考えもしなかった。ケイデンスコールの方が怖いかな、と思ったくらいだ。
結果、ダノンキングリーに勝たれた。グランアレグリアは思っていたより後ろから。「これは届かないのでは」と思ったら、本当に直線前が開かなくて勝てなかった。開いてたら勝ったと思う。
ダノンキングリーはどこから来たのか。おれはよく見ていなかった。ただ、ゴリゴリの先行からというよりは、ちょっと後ろからだったろう。3着のシュネルマイスターもどこから来たのか。ラウダシオンは最下位か。
上位4頭くらいはまあ、ほぼ互角と言うか、俗に言う「もう一度走れば」のタラレバの差だろう。自分の買った馬ばかり気にしていたせいで、実況アナがダノンキングリーの勝ちを断定していたのが意外に思えたが、たしかに勝っていた。
グランアレグリアは負けたとはいえ力は見せた。秋は天皇賞にチャンレンジしてほしい。サリオスはマイルがいいのか中距離がいいのか。シュネルマイスターの実力は、あるんだるけどどこまでのものか。
あまり思い入れのある馬もいなかったので、こんなところ。