図書館の貸出冊数が6冊から10冊になった

ヒラドツツジが満開になる季節になった。

横浜市の図書館の一度の貸出冊数が6冊から10冊になった。6冊というのは微妙に覚えにくく、管理しにくかった。「何冊だっけ?」と思って調べることも少なくなかった。それが10冊になった。すごい進歩だ。

とはいえ、おれはいきなり10冊の制限を使い切ることはないだろうな、と思っていた。が、気づいてみれば9冊の枠を使っていて、人間の欲というものを感じる次第だ。

小園はショートのスタメンであるべきだが、3番という打順は下げてもいいのではないか、という派閥であった。派閥があるのであれば。その願いが通って、小園は8番になった。その結果、悪くない。今日はサヨナラ犠牲フライまで打った。だが、まだまだだ。しばらくは8番で行くべきだ。8番という打順も軽んじられるべきではない。それは、開幕からしばらく上本が示してくれた。

その上本も、やや疲れがあってかスタメンを外れている。疲れのマネージメントというものは、シーズンを戦う上で大切になってくる。ベテランとなった菊池涼介には、試合展開によっては代わりの守備を出すべきだろう。會澤もたまにはスタメン捕手から外すべきだろう。とはいえ、三塁、捕手、一塁をこなす坂倉へのケアも必要だ。ともかく、総力戦でやるしかない。そういう意味では、コロナで突如の参加となって四番を任され続けているマクブルームのバックアップも必要となるはずだ。もう一枚外国人野手枠があっていい。マクブルームと話し合える、精神的な支えがあってもいい。おれはそう思う。

馬券はちょっと当たっていたが、いきなり当たらなくなった。どうも二日酔いがひどいと馬券も当たらないらしい。そういうものなのか? どうもわからない。めったにないことだが、精神が澄み、脳が冴えているときなら当たるのか。そういうような気もするし、そんなのも関係ないような気もする。しかし、どちらかというと、頭が冴えているときのほうが馬券は当たるような気がする。すべては偶然のはずだ。

職場で嫌なことがあった。おれは抗不安剤を二倍飲んだ。その状態で精神科医に行った。予約である。おれの様子を見た主治医は「へんなことは考えていないですよね?」と言った。へんなこととは、自殺のことである。よく見てくれているな、と安心した。おれの精神疾患の多くは外因的な要因による。ファントムは? というのは最近、本で読んだ概念だ。ファントムはどうなのだ?

新型コロナウイルス感染症は、まだ収束が見えない。プーチンのロシアによるウクライナ侵攻も終わりを見せない。円安が進行して庶民であるおれの暮らしにも影響がある。カープは戦前より善戦しているといっていい。馬券はというと、これはだめだ。ちょっとお恵みがほしいと言ったら、想定外のお恵みがあった。感謝したい。職場で嫌なことがあって、心は沈みがちだ。でも、大型連休にはいいことがあるかもしれない。うまくいかないかもしれない。北海道では観光船が沈んだ。この世に不幸は尽きない。なにもうまくいかないかもしれない。おれは不安定だし、いつ沈むかもわからない。理由があっても、理由がなくても沈む可能性がある。だからこその障害者認定だ。認定されたからといって、ふんぞり返って、寝転んで、らくらく暮らすわけにもいかない。

地獄を生きる。それだけだ。競艇でなんとなく買った三連単ボックスが当たったからといって、極楽にいたることはないのだ。忘れるな。忘れない。つねに地獄がここにあって、そこから意識をそらすことはできない。たくさんお酒を飲めば、そらすことはできるかもしれないが。小園はまだしばらく8番に固定するべきだし、1番はしばらく流動的でいい。末包は守備力もあるが、たまには休ませるべきだし、たまには長野をスタメンで使ってみるのもいいと思う。