2023年 大阪杯回顧

2023年4月2日東京スポーツより

大阪杯(G1) 結果・払戻 | 2023年4月2日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

去年、穴馬券を獲ったよいレース。今年も勝ちたい。

今の阪神は先行有利という。岩田康誠のノースブリッジはどうだろうか。まずそう思った。必殺のイン突き炸裂。枠も悪くない。だったら、ほかも先行から抜け出しそうな馬がいい。と、そこで目についたのがマリアエレーナ。このコースでの実績もある。悪くない。行った行っただ。

……と、そこで思った。「だったらジャックドールじゃねえの?」と。単騎逃げが見えている。鞍上も武豊で合ってそうだ。あらためて昨年の天皇賞・秋。パンサラッサを捉えきれず、差し馬二頭にぶっ差されての四着だが、そんなに差はないぞ。それより、府中より阪神内回りのほうが向いているんじゃないのか。弟のディナースタも馬場状態が違うとはいえ逃げて粘って二着したばかりだ。

そんで、あと一頭くらい、あれだ、なんか差し込んでくる馬がいるんじゃないのか。そう思った。そこで白羽の矢を立てたのがダノンザキッド。なんとなく気になる馬で、けっこう買いつづけている。あまり人気もない。でも二千も香港でこなしている。外から差し一頭、これでいい。

で、馬券の方はジャックドールからの馬連中心。上記の馬をノースブリッジ中心に厚めに。ほか、3勝クラス代表みたいなノースザワールドあたりまで流すような感じ。そして、三連複ボックス。これは勝ったな? と思った。

レースはジャックドールが好発から先手を取りに。外からノースザワールドが競りかけるかたちになるが、隊列は落ち着く。直線、ジャックドール抜け出す。そこに襲いかかるのが先行していたダノンザキッド! いいぞ、キッドいいぞ。キッドの単勝も持ってるからキッド勝っていいぞ! と、大興奮。

が、しかし、そこに一頭、後方から伸びてくる馬。スターズオンアース! キッド粘れー……粘れんか。結果、スターズオンアースがジャックドールにハナ差まで迫ったところでゴール。うーん、トリガミ

と、スターズオンアースは軽視する方向でいってたんだよな。強いのは認めるが、怪我明けで馬体重も増えている。見た目はべつに太くないが、なんとなく影響するんじゃないのか。この人気で買うのは得策ではない……。

うーん、よくない。せめて、キッドからのワイドくらいは抑えておくべきだったか。でも、先行有利で優先順位はノースブリッジとマリアエレーナだった。マリアエレーナは思ったより前に行かず、でも結果は健闘。ノースブリッジは見せ場なかったな。G1では力不足だろうか。カネツクロスくらいの強さだろうか。残念。

というわけで、本命は的中したが馬券はさんざん。桜花賞で取り返すしかない。