今さら振り返る時期でもないかもしれないが、一応メモしておく。いろいろ仕事、生活上のトラブルなどでアニメ視聴数が激減した2024年だった。
……とか、書いておいて、年始からは大量に見ていたのがわかったので、年の半ばから習慣が一変したのだと気づいた。まあ、今さらながらまとめておく。
冬アニメ
悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~
悪役令嬢ものというか、俺つええものというか。主人公のキャラが好きだったように思う。
異修羅
いろいろな異世界から来たとかそういう「無敵キャラ」みたいなのだがたくさん集まってバトルロワイヤルする話だったと思う。メタ的な最強みたいな設定のがたくさんいて、どうなるのかと思って見ていたように思う。2025年に二期が始まった。
俺だけレベルアップな件
韓国原作の作品。レベルアップのない世界で、俺だけレベルアップする話。アニメに見応えがあったような気がする。わりと泥臭いというか。
外科医エリーゼ
お姫様かなんだかが、医者を志し……。いや、ちがうな、転生ものだったか。そのうえで、そういう話だったか。転生で俺つええものともいえるかもしれない。
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd
なかなかこういう話はスローライフにならないのだし、この話もスローライフにはならないのだが、それなりにスローライフで結婚とかして落ち着いている感じもあり、追放ものとしても好きな感じがしたと思う。
スナックバス江
原作に人気があり、アニメ化に賛否両論あった作品。いや、原作ファンからは否が圧倒的に大きかったろうか。原作者もアニメ終了後に自作アニメを出して「否」をつきつけた。でも、おれは原作知らんし、スナックも知らんし、こんなもんかなと、なんか焼酎飲みたくなりながら見たような気がする。エンディングのカラオケ映像とか無駄に凝っていたよな。
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
異世界もの、チートもののなかで、これはもう行くところまで行ったんじゃないかというか、これ以上に俺つええもねえだろうと思った作品。なにせ、「死ね」というだけで相手が即死する。その上、自覚しなくても殺意を向けられたら自動的に相手が死ぬ。この手の作品の中で、突き詰めてしまった一作だなと思った。印象は深い。
ダンジョン飯
わりとみんな原作漫画も好きだし、アニメも好きだろうという作品。おれも好きでした。
マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編
魔法の支配するような世界で、魔力を持たず筋力だけでなんとかやっていく話。へんな言い方かもしれないが、ジャンプで人気なだけあっておもしろい。曲も世界で売れた。
勇気爆発バーンブレイバーン
この作品も去年の冬か。話題になったし、おれも毎回のようにリアルタイム視聴したように思う。ただ、前情報無しに見たために、「最初リアルロボット系と見せかけて……」という前フリはわからなかった。だって、タイトルがタイトルだぜ。あと、おれは勇者ロボ(?)系のアニメ世代ではない。でも、楽しかったな。話にもひねりがあって、SFしていたように思う。なにか一つ、突き抜けていた。
春アニメ
オーイ!とんぼ
冨樫義博が原作を絶賛していたことで名前を知っていた作品。アニメ化された。して、アニメおもしれえのなんの。人の少ない孤島で育った少女。島にはゴルフ場があって、少女は三番アイアンだけでゴルフをしていて、そこに訳アリの元プロゴルファーが島にたどり着き……。なんというか王道。して、王道を突き進んでおもしろい。いや、まじで、これはいいアニメ。原作漫画がゴルフ専門誌連載というのも渋いが、それに違わぬであろうリアルさのようなものがあって、かえってゴルフ知らずも楽しめる。いや、おれはBIRDY WINGも好きだがね。スポンサーも深夜アニメとは違って強いし、長く続く作品になってもらいたいと思った。
ガールズバンドクライ
ガールズバンドもの。けっこう用意されていた作品。各話タイトルが「夜行性の生き物3匹」だったり、「ワンダーフォーゲル」だったり、ロック好きのおっさんの心をくすぐる。話はなんか強引な気もしたが、わりとよかった。アニメーションもわりとよかった。楽曲はかなりよかった。けっこう聴いていたような気もする。
怪獣8号
やっぱりジャンプなら面白いかなとか思った一作。リアルタイム視聴ではなんとなく見ないでいて、終わったあたりで一気に見て、「おもしれえな」って思った。
鬼滅の刃 柱稽古編
ジャンプは……というより、『鬼滅の刃』は面白いなと思った。ただ、この編はややおとなしいところで、これからの結末は映画かーみたいな感じ。映画館に行くかな、どうかな。原作漫画はあえて未読にして、結末もシャットアウトしているので、行く価値はあるか。
この素晴らしい世界に祝福を!3
しょうもない話で大好き。でも、スピンアウトもあって三期となると、なんだったのかよく覚えていない。でも、好き。
ザ・ファブル
原作漫画も人気だったっぽいし、よくウェブの広告で見た。アニメで見てみたら、なるほど面白い。いい具合のゆるさと緊張の混ざり具合。こりゃあたしかに人気作やろ、と。沢城みゆきさんの声も好き。
終末トレインどこへいく?
「ガタンコ゚トン……」と始まるオープニングテーマは頭で流れるのだが、どういう話だったのか。終末の世界、ローカル線で池袋を目指すのだっけ。なんかそのシチュエーションに比べて、内容は物足りなかったように思う。
声優ラジオのウラオモテ
おれは声優ラジオというものを一時期たくさん聴いていたが、まあそれはいい。この作品はギャルと真面目キャラの高校生声優二人がラジオして、声優として成長して、ちょっと百合っぽくもあり、あれ、いいじゃないか。いいと思う。
出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした
追放ものというか、転生ものでもあるのか。どうだったか。よく覚えていない。でも、完走したのは覚えている。
転生したらスライムだった件 第3期
転スラ三期……と、いったところで、おれは三期から入った。正確にいえば、三期の前に放送されたダイジェストから入った。見ていればよかったなとか思った。で、三期は会議ばかりとか言われていたようだが、まあちょっと上がってしまったあとという感じはした。
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
転生もので、俺つええなのだが、これは主人公が可愛すぎてどうしたものかという一作。刺さるよな、うん。
無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール
『無職転生』はちゃんと見てきた……つもりだが、長くなっているのでややロストしているところもあった。あまり見ないことにしているのだが、Wikipediaであらすじを追ったりしたのを覚えている。タイトルのわりにシリアスなのよな。
夜のクラゲは泳げない
アイドルもの、ガールズバンドもの……とは、ちょっとずれたところの本作。配信が中心で現代的。百合要素もあり、なかなかに面白かったように思う。曲もよかったように思う。
リンカイ!
ガールズバンドではなくガールズケイリンもの。おれは競馬の人間であって、競輪はよく知らない。正月の前橋の南潤の単騎での位置取りがおかしいとか、年明けて地元和歌山にもどってもさえないよなとか思うていど。で、『リンカイ!』の話だった。これはわりと王道スポーツものという感じで、競輪アピール作品としては合格点なんじゃないでしょうか。とはいえ、おれはガールズケイリンというものがよくわからない。男子競輪というものはラインがあって、まだ予想のとっかかりがある。その点、ガールズケイリンは個々人の脚質と実力を把握しておかなければならず、どうにも難しい。あ、アニメの話だった。マーク屋に転向する話など、よかったんじゃないでしょうか。
Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
これは転生もので……なにが特徴だったのかいま検索してわかったが、釘宮理恵だった。
夏アニメ
【推しの子】第2期
そりゃ面白いのは知っているよという『推しの子』だが、この2.5次元編もたいへんに面白かった。原作は完結してなんかざわざわしていたが、おれはアニメで追う。
秋アニメ
MFゴースト 2nd Season
おっさんが安心して見られるアニメ。舞台もおれの元地元鎌倉だし、楽しい。しかし、こういう公道レースものも、MFゴーストくらいの設定でなくては成り立たないというか、そういう車ももう少ないように思えるのだが、どうだろうか。外車はスポーツカーあるんだろうか。ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニ、まだまだあるか。国産車にそれがなくなっているのか。いやはや。
オーイ!とんぼ 第2期
安定の第二期。とんぼが島から出て熊本の高校に進学した。そんでもって、九州女子のゴルフ大会に挑む。ライバルとかもキャラ立っていてよい。未亡人の人とか、そういうサブキャラのエピソードもよい。やたー!
ケンガンアシュラ Season2 Part.1
ケンガンアシュラはなにか配信で見ていたように思うが、このシーズンはテレビ放送の録画で見た。安心の異種格闘技もの。
ブルーロック VS. U-20 JAPAN
安心のスポーツもの。主人公がエゴの塊だとしても、もっとエゴの塊だらけの登場人物だらけで面白い。それでも控えめ主人公が活躍するところが面白い。なんだかんだで、売れているものは正義、といってはなんだけど、やっぱり面白いよな。
まとめ
2024年は後半に一気にアニメを見なくなった。でも、まあ前半はけっこう見た。そんで、一番の作品を挙げるとしたら『オーイ!とんぼ』ということになる。一番よかった。続きも楽しみだ。あとはもう人気作が安定していて、そんなところ。でも『即死チート』とかそのジャンルにとどめ刺す感じで嫌いじゃなかったかな、とかいま思い返す。そんでもって、録画していて見ていない、途中まで見た、みたいなのがあって、いきなり『ダンダダン』とか『チ。』について語り始めてもおかしくはないというところ。
はたして2025年のアニメ視聴数が2024年の最後くらいになってしまうのかどうかはよくわからない。
以上。