『天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ』を読む

 

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標〈1〉―メニー・メニー・シープ〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

 

なんだこりゃ、ふざけんな、まったくおもしれえじゃねえか。この小説を何年間もおれに隠していたのは誰だ? なに? 誰も隠しちゃあいない、おまえのアンテナが低く、おまえの嗅覚が鈍く、おまえの守備範囲が狭いだけだって? おれはなんだ、モグラ機械のショート・ストップかなにかか? ええい、どうでもいい。

というわけで、もうこれを読んでいるたくさんの人にとっては、「いまさらか、ようこそ」というところかもしれないし、「これからが面白いんだよ」かもしらん、「はじめて読む興奮がうらやましい」というかもしらん。なんやしらん。いや、しりたくない。しりたくないの。続きの副題すらしりたくない。

それでまあ、一応、小説の舞台は……。いや、そんなん読め、読むんだ。おれよりアンテナが低く、嗅覚が鈍く、守備範囲の狭いあんた、これおすすめだよ。いや、このさきはしらない、まったく未知だ。でも、踏み込んで損はねえ。ともかく、この「メニー・メニー・シープ」上下巻だけでも損はねえ。おっさん、あんまり嘘はつかないから、なあ、ちょっと読んでみなって。いやはや、しょうもない感想文だねえ。感想ですらないかもしれない。商品のいいところをまったく説明できてないセールスマンみたいだ。けれどまあ、今のところ、こういう具合に昂奮させといてくれ。それじゃあ。

 

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つーか、一年くらい前には認識してんじゃん、おれ。