皮膚科へアゲイン

 自分の行く皮膚科の窓口のおばちゃんは人当たりがちょっときつい。「○○さん、今日は診てもらうの?」、「こないだ診察を受けるよう言われましたので」、「薬はもらうの? 前回一ヶ月分出てるンですけどね!」、「いや、薬はまだあるんですけど、時間のあるうちに来ておこうと思いまして……。え、もらえないんですか? 」。「一週間分くらいは出せると思いますけど!」。
 ……えー、そういうものなのか。つーか、まだそれだけしか経ってないんだっけ? せっかく一ヶ月分だった処方箋が目減りしてしまう。でも、正直言って、ちょっとクラリチン食い過ぎて、もう補充しておきたい。せっかく来たし、ここで帰るわけにもいかん……。
 というわけで、ひさびさに老医師とご対面。「また出ました」「しょうがないねえ、でも、原因わかんないから、治療しません」「承知しております」。で、ちょっと薬の話。「クラリチンなんですけど、朝飲んで夕方ぐらいになると効きが弱まって、もう一錠飲んじゃうんですよ」。「二回飲んでもいいんだよ。でも、朝出てないでしょ。夜飲んだのが効いてるはずだから。出てなきゃ、昼に飲めばいいんだよ」。
 ……えー、朝一錠、寝る前に一錠の指示じゃん。でも、言われてみりゃその通りだわ。対処療法に過ぎないんだから。あー、クラリチン損した−。で、なんかせっかくだから寝る前の薬をアタラックスに戻したりして二週間分、まあそろそろ治ってほしいもんだが。今日は合計千五百円くらい。
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