2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ハロー・クリスマスツリー

いつ頃からか、この国の幸福な家庭はクリスマスに向けて光り出す。庭木に電飾を這わせてキラキラ、家を囲む塀もピカピカ。寒い冬も暖かくなるね、お母さん。けどね、お母さん、一晩中ピカピカ。電気代も気にならないご家庭なんですね、お母さん。ある日<不…

カープの明日を担う者

http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser2/200411/30/ser2173408.html そのため帰り際には球団事務所前にある電器店へ直行。走る時に着用できる約3万円の最新式携帯音楽プレーヤーを購入した。 大きな変動のないカープの年俸。その中にあって三倍増をゲットし…

髪を染め直した

俺は土曜日に髪を染め直した。使ったのはモッズの染髮剤だ。いつもはその売場で一番安い物を選んでいたのだが、白いパッケージがよく見えたのだ。そして、内容も満足できるものだった。何せ、髪を染める前にスプレーする何かと、染めた後にケアする何かまで…

M-1グランプリ決勝進出者発表

http://daily.jp/gossip/2004/11/30/152365.shtml 俺は熱心なお笑い好きでもないから、この進出者の名前を見ても三組しかはっきりわからない。その三組は、過去のM-1で笑わせてもらった笑い飯と、最近よくテレビでネタも見かけるアンタッチャブル、そして千…

この世の栄光の終わりに(新選組!の感想前日分の訂正)

昨日、斉藤一をして‘新選組最後の頭’と書いたが、後から本をぱらぱらめくっていると、新選組最後の隊長として相馬主計(そうまかずえ)なる名前が出てきた。検索してみると、京都最終時期に隊に加わり、その後土方に従って各地を転戦。土方亡きあと、永井尚…

関内発午前一時

平成十六年十一月三十日 午前零時四十七分 JR関内駅 下りのホームに俺の帝国が出現した 皇帝がホット・ココアを自販機から取り出すと 居心地悪そうな男がホームにあらわれた わずか二分ももたず 帝国の歴史は終焉を迎えた月曜日の最終電車に乗る客は、どい…

いけづき

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041129k0000m040072000c.html ブタの内臓にはHEVが潜んでいる可能性があり、生焼けで食べたのが感染原因だろう。野生でなくとも、動物の肉を生で食べることは避けた方がよい。 何事も生に限る。ビール…

野菜は安くなったか

先日、まともなレタスが一個158円で売られており、思わず購入してしまった。以前、虫が入っていて以来、レタスは避けていたのだけれど。そしてさらに昨日、おつとめ品で80円のキャベツ半分を購入。これも外側3〜4枚剥いたものだろうけど、まともな大…

『座頭市』北野武監督作品

新選組始末記などいわゆる新選組関係のバイブルとも言える三部作の作者子母沢寛。『座頭市』の原作者でもあるとは、昨夜のテレビ放送前の解説で知ったのだから恥ずかしい限り。いや、時代小説は幕末関係と伝奇物の一部くらいしか読んではいないのだけれど。…

新選組!の感想

いよいよ四角回ってラストスパートの「新選組!」。しかし、冒頭は一息入れて土方の洋装小話。そりゃ確かに急に服装が変わったらおかしい。今、いきなり未来人の軍勢に攻められたとしよう。そして、急に知ってる奴が銀色のつなぎ服を着て「まずは形から」な…

ジャパンカップ回顧

一日に二つのG1といえばJBCだが、正直言って現場のJBCよりアパートの小さなテレビで観るJCデーの方がはるかにドキドキした。さて、こちらも馬券は事前予想通りにゼンノロブロイとデルタブルースの折り返しから五頭へ、三連単計十点流し。一応馬連や馬単で…

ジャパンカップダート回顧

買った馬券は当初の予定通りアドマイヤドン―トータルインパクトの折り返しから三着五点への三連単十点。応援と記念でナイキアディライトの単勝。 スタートでハナを切ろうとするそのナイキに、大外から強襲はローエングリン横山典弘。レース後のコメントはhtt…

京阪杯は面白そうだ

日曜の二つビッグ・タイトルの陰に隠れているけれど、今日の京阪杯はなかなかの好メンバー。勝ちに来ていそうな有力馬が多い。ジャパンカップというのでギャロップ誌など久々に買って予習したところ、このレースは菊で負けた三歳馬と、追い込み脚質が好走す…

ドイツ国民に告ぐ

今日も午前中だけ働いて(競馬関係サイトなどをだらだら見て)、午後から桜木町あたりに行く予定だ。俺は就寝と起床の時間についてはかなり健康的な方で、今朝も目覚ましなしで平日と変わらぬころに起きた。しかし、急ぐ必要がないので、掃除などしながらだ…

ごく実用的な覚え書き

ある同一文字を記号的に使用し、一部だけ別の文字に置き換える場合のこと。当該部分以外を別レイヤーに移し、ロックないし不可視にしても「検索・置換」はそれらを探し出す。すると置換不可のアラートが出続け復帰不可能になる。同一サイズのアートボードに…

星乃だーつの宿命論

http://www.pref.nagano.jp/kids/menu1/kenka03.htm 旭(あさひ)将軍義仲(よしなか)も 仁科(にしな)の五郎信盛(のぶもり)も 春台(しゅんだい)太宰(だざい)先生も 象山(ぞうざん)佐久間(さくま)先生も 皆此(この)国の 人にして 文武(ぶんぶ…

ジャパンカップダートも再考したぞ

昨日、ナイキアディライトはユートピアにテンの速さで負ける、というような予想をしたが、これは多分誤りなので訂正したい。去年、ナイキはJBCスプリントでハナを切っているのだ。行こうと思えば行ける。そして、ここは行くべき一手だ。そう、俺は南関から中…

俺にもジャパンカップが見えたぞ

俺が尊敬する人は、清水成駿である。清水成駿は、ジャパンカップを得意としていた。それは、ジャパンカップが清水の競馬予想の思想にもっとも適合するレースだからだ。その思想とは「使う人間の意図を見抜け」というものだ。その馬は本当にそのレースに勝ち…

三分遅れのクリームシチュー

昨日はいつも以上に仕事が進まず、帰るころには十一時を回っていた。関内駅のホームはこの時間も妙に人が多い。「次に来ます電車は、急病のお客さまがおられまして三分遅れで到着の予定です。大変ご迷惑をおかけいたします」とアナウンス。たった三分の遅れ…

俺のライフライン

近頃テレビの映りが悪くなって困っていたが、アンテナと繋がっているコンセントのようなところ(畜生、俺はテレビの配線なんてさっぱりわからないし、これも弟にやってもらったんだ)を引っこ抜いてみると、小さなクモの亡骸と埃か巣かわからないかたまりが…

ジャパンカップも考えた

さっき、ラジオに和田アキ子が出ており、ジャパンカップにて国歌斉唱と授賞式のプレゼンテーターをつとめるという話。「私も出走すると思ってる人はいないでしょうね」などと言う。 ダートに比べて、こちらは軸からして決めかねる。日本馬の大将といえばゼン…

ジャパンカップダートを考えた

ジャパンカップはまだ検討中だが、ジャパンカップダートはだいたい決めている。ここでアドマイヤドンに逆らうつもりはない、ということだ。この馬がアホみたいに強いのは生で見て身にしみている。だいたい、今回は展開面も味方だ。最内に入ったナイキアディ…

極めて実用的な覚え書き

行間数を数えてステップ数でブレンドする一般的な方法よりも、行間のポイントをそのまま移動距離に入れてコピーしていく。ボックスとテキスト最終行位置の誤差を避けるために、テキストを生身にしておく必要もないかもしれない。距離が保たれているので見か…

『天馬賦』石川淳

とたんに、義足の憤怒をもつて、陽根が立つた。立つて、どうなるのか。ひとりぼつちの陽根であつた。(「天馬賦」) この短篇集を読みおへたのは二十一日か二十二日のことであつたが、その後にトマス・H・クツク(←眞ん中が顔に見へないか)とポール・オース…

紅白歌合戦小林幸子故郷新潟地震豪華衣装自粛

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-041125-0009.html 関係者によると、小林は「地元で大規模な災害のあった年に、いつものような派手な衣装で出場していいのかどうか」と悩んでいるという。 新聞を手に「くだんねぇー」と言いながら、…

黙らせるにはもってこいの道具

http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2004/11/25/01.html 調べでは、少年は同日午前0時ごろ、別々の部屋に寝ていた中学校教諭の父(51)と元小学校教諭の母(48)の頭や顔を、自宅にあった4キロの鉄アレイで10回程度殴って殺害した疑い。 今朝の…

聖夜までの切符

「毎日歩いて関内まで通う」。それは、黎明期のカープが財政難に喘ぎ、ついに汽車代が出なくなり、甲子園で行われる野球大会まで徒歩で行こうとしたのと同じ決意であった。しかし、ありがたいことに救援金が入った。一万円。これで三ヶ月分の定期代が出る。…

清原をどう捉えていいかわからない

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200411/bt2004112401.html ファンの声援を受けながら終始奇怪な行動を繰り返す番長を、球団も放ったらかしの異常事態。“居座り”を決め込む清原に対し、あくまで戦力外との方針を変えない球団は平行線のまま。 自分が物…

『偶然の音楽』ポール・オースター

ポッツィはコーヒーカップを車の屋根に置き、シャツを持った方の手をのばしてそれをしげしげと眺めた。「ボストン・レッドソックス」と彼は言った。「あんた何者だい、負け犬の擁護者か?」「その通り。望みのないものにしか興味が持てなくてね」 こんな危険…

『闇に問いかける男』トマス・H・クック

「やつは変態なんだ、ただそれだけさ。ガキが犯されていないときには、たいてい気色悪いことになる。犯されていないときのほうがたちが悪いんだ」彼は一瞬カードをにらんでいたが、また山から一枚めくった。「ガキを犯す野郎はそこらにありふれたチンピラだ…