ジャパンカップ回顧

 一日に二つのG1といえばJBCだが、正直言って現場のJBCよりアパートの小さなテレビで観るJCデーの方がはるかにドキドキした。さて、こちらも馬券は事前予想通りにゼンノロブロイデルタブルースの折り返しから五頭へ、三連単計十点流し。一応馬連馬単でパラパラと保険も。小川直也のようにはいかんよ。
 このレース、岡部が作ったといっても過言ではないか。結果としてゼンノロブロイを勝たせ、コスモバルクを二着に来させた。いいレースだったと思う。ただ一点、デルタブルース一歩出遅れたよね。あれがなくて、スーッと先団に取りつけていれば、最後の伸びを見るに二着は十分だろう。それが惜しい。俺の馬券が惜しい。ちゃんとバルクはおさえていたんだ。ただ、それほど悔しくないのは、バルクをそれほど評価していなかったから。三着選び五頭の五頭目ってくらい。しかしやっぱ強いわな。本当の差し返しだもんな。それに、ルメールも巧いわ。あと、柴田善はよほど人の予想を裏切らない。逆の意味でびっくりした。
 しかし、五十周年ゴールデンジュビリーで黄色の五枠ゾロ目か。こういうのは後からなら幾らでも言えるけど、ちょっと言わずにはおれないな。どうでもいいけど。