なにか

ヴィーガン、反ヴィーガン、いろいろあるけどその中間あたりにいてもいいよな

先日、東海林さだおと赤瀬川原平の対談集を読んだ。そこでこんなやりとりがなされていた。その感想文でも引用した箇所だが、また引用する。 赤瀬川 でも、そうはいかなかったんだよね。この世の中は。確かにつくったときの計算が間違ったのかもしれない。 東…

Books&Appsさんと、カバンの中の紙切れと、打ち上げられたウミガメの死体のこと

blog.tinect.jp また、Books&Appsさんに寄稿いたしました。……書いたおれがいうのもなんだけれど、よくBooks&Appsさんはこんなよくわからない記事を載せてくれるよな。懐が深い。なんというか、正直、サイトの方向性と合っていないように思えてならない。それ…

考えることを考えること/Books&Appsさんに寄稿をいたしました

blog.tinect.jp またまたまたBooks&Appsさんに寄稿させていただきました。内容に関しては、記事にあるとおりで、これ以上の説明というものは……ないかな。日頃から自分が考えてること、そして、できれば実践していきたいこと。 で、上の記事にも出ているよう…

今日の午後は暇すぎて「てがきはてな」で時間をつぶすことしかできない人生

てがきはてなブログ 新サービス「てがきはてなブログ」をはてラボでリリースしました - Hatelabo Developer Blog

黄金頭さんがBooks&Appsさんに寄稿しました

blog.tinect.jp Books&Appsさんに寄稿しました。ところで、「寄稿」って言葉、なんかわからないけれど「寄稿した」って書いていいのかどうか、ちょっと迷ってしまうところがある。「稿」が「寄せられる」のは先方であって、みたいな感じ。たぶんおれの感覚が…

個性の時代の終わりに

個性(こせい)の意味 - goo国語辞書 個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー。 就職などにおいて個性というものが求められているとか、その個性というものが均質的なものに成り果てているとか、そういう話は数十年…

温室育ちですくすく育ったのならそのまま出荷されたほうがいい

こんなTwitterのまとめを読んだ。 togetter.com 前職も現職も日系大手なので周りは小学校から私立で大学は早慶以上とか地方の地主や開業医の家柄でコネ入社とかばっかりだった。私はど田舎の超複雑底辺家庭出身で、そこから這い上がってきたんだからハングリ…

司令塔考

サッカーとかで司令塔っていうけど、現代の戦争に司令塔なんてものはなくて、むしろなんか地下の司令室みたいなのがイメージにあうよな。かといって、スポーツ選手ひとりを指して「司令室」ってのはなんか違うよな。しかし、リケルメが絶滅を意味する「恐竜…

日本国憲法前文(黄金頭案)

たぶん、高橋源一郎の本で紹介されていたのだと思う。 goldhead.hatenablog.com 「国民のコトバ」のなかで、いろいろな国民が書いた「憲法前文」の文章が紹介されていた。そういったものを集めた本が紹介されていた。それはなかなかに面白い試みのように思え…

ほとんどの人類は国家ナーダムのモンゴル相撲で一勝もできずに死んでいく

ぼくが「ナー」と言ったら、きみは「ダム」と言う。 ぼくが「ナーダ」と言ったら、きみは「ム」と言う。 ほとんどの人類はナーダムのモンゴル相撲で一勝もできずに死んでいく。 ナーダムに参加することなく死んでいく。 ナーダムで相撲もとらなければ、競馬…

特高警察をしらない大学院生をこれっぽっちも笑えない

gachagacha on Twitter: "この前、優等生タイプの若い修士の人と戦前の話をしている時、「沢山の学者や学生が特高に逮捕された」という話をしたら「それって悪いことをしたからですよね」と言われて本当に驚いた!" [歴史] [教育] 熱海事件のことをいくらか…

人間たちの世界のおわりに

いったいおれたちはいつまでマスクしつづけなきゃいけねえんだ。いま、神奈川県にどれだけの新規感染判明者がいるっていうんだ。もう、市中感染の危険性なんてほとんどねえんじゃねえのか。マスクの暑さがそう言い立てる。おれに答えはない。答えが風に吹か…

おれのなかの無敵の人

脳内自粛警察になりかけているので吐き出す [生活] [心理] おれはあるとき「どのみち自分は刑務所に行こうが失うものもとくにない人間だ」と気づいてから、あまり街なかで他人にいらつくことがなくなった。 2020/06/04 11:55 おれはわりと街なかでマナーのな…

すべての六月のはじまりに

この地方も半月つづけて雨になった。湿気がまとわりつくようになった。露で濡れた芝生には寝っ転がることもできない。おれは一人、静かな部屋で椅子に座っていた。ただ、椅子に座っていた。人の気配もなかった。塩のスープと黒パンをとると、おれはまたベッ…

すべての五月の終わりに

田舎道を古いトラバントでバタバタ走っていたら、急に倦怠感ってやつがおそってきて、おれは車を停めたんだ。車内がとても息苦しかったから、おれは外に出たんだ。ちょっとした草原みたいになってて、牧場かもしれないなって思った。おれはスローモーション…

リボ払いの死。それが哀れ我らが日々。

生きる限りは死ぬ。いろいろの生物のいろいろの生態というものはあろうが、こと人間については今のところそう言い切れる。生きるということには死というものが必ずついてくる。生と死は相反するものとは言えないようだ。生は死を内包している。 不幸にもこの…

新コロナウイルス対策失業団戦記

その晩の夕食のメニューは、いつもどおりのすいとんともやしの和え物だった。すいとんといっても、味のない、ぬるい塩スープに白いかたまりが浮かんでいるだけだ。 食事の号令を待っていると、そこへ監視官が入ってきた。汚れてベージュ色になったマスクの紐…

みんなお金を使う理由を探していたんだ

ここから書くことは試論……なんてたいそうなものじゃない。おれがふと思いつき、思いついたままとくに肯定する話も、かといって否定する話も出てこなかったことだ。その思いつきはいまだにもやもやと自分の胸の内にあって、どうにも気になってならないので、…

みんなお金を使わない理由を探していたんだ

ここから書くことは試論……なんてたいそうなものじゃない。おれがふと思いつき、思いついたままとくに肯定する話も、かといって否定する話も出てこなかったことだ。その思いつきはいまだにもやもやと自分の胸の内にあって、どうにも気になってならないので、…

ブログ書くのに必要なリズムの構成二通り

ブログなんかの文章の、うまく書けるその指南、二つ読んだがピンとこない。あえてリンクは晒すまい。だけどちょっと気になって、ここでひっそり晒します。長くブログを書いてきた、おれの秘密を晒します。 それはひどく簡単で、一つ覚えてくださいな。当たり…

COVID-19 wyno

ストーンステッパー、ターントゥ、トゥザワールド、ダンシングブレーヴ、そしてシンキングダンサー。街を行くはビューティージェネレーション、そしてサイレントウィットネス。道は泣きますかストリートクライ、出会って五秒でピースオブワールド。カラクレ…

なにが悲しくて夜が明けるのか

なにが悲しくて夜が明けるのか。 おまえはまだ布団のなかにいたいのに、重い鉛の詰まった頭で起き上がらなければならない。歯を磨いたり、シャワーを浴びたり、服を着たりしなくてはいけない。服を着なければ寒いし、服を着ないで外を歩いていたらおまわりさ…

ブログを書くということに対するたたずまいについて

年末、いつもの図書館で少し時間を潰す必要があった。一階の文庫棚からなにか適当な本を選んで、椅子に座って読もうじゃないかということになった。そのときに目に入ってきたのが『雑文集』と背に書かれた本。ちょうどいいじゃないか。 村上春樹 雑文集 (新…

なにもしないことがしたいのだ

まるまる生きてみたところでたいして長くもない人生なのだから、どうかして、平凡無事に無邪気にくらしたいものだと思う。が、今迄の経験によると中々そう簡単にはゆかない。こっちではそう思っていても向こうからやってくるのだから耐らない。戦争でも始ま…

Too much, blues

この国は最後の国、あなたは最後の国の最後の国民。なにをしているの? アブチロン。私は一ヶ月後に閉鎖の決まった花月園競輪場にいます。まわりにはお年寄りたちがいます。よく知らない演歌歌手が、だれも知らない歌を歌っています。赤モツと甘酒を。 「ハ…

おれはひとり日陰で食べられる草を探している

はやく寝ないと言葉がはねない。羽根がなくなって気ままに飛べない。気ままに飛べた試しがあったろうか。家から出て十歩、舗装されていない道、雑草。 言葉ははねなくてはいけない。ア・ソンレンセ。言葉がはねて、踊ったあとに、草は芽吹き、花も咲く。雨の…

底辺を這うおれには努力というものがわからない

anond.hatelabo.jp こちらの記事を読んだ。進学校からそれほどでもない大学に行ってしまい、もっと上の大学からいいコースを歩んでいる友人たちと差が開いてしまったが、努力によって挽回しているという話だ(と思う)。 おれはこういう話のなかの、「個人的…

ぼくは『桜を見る会』に行った

「祖父が倒れたらしいので、ちょっと村に帰って様子を見てきてくれないか」。東南アジアのどこかの工場で働いている父から連絡が入った。とりわけ忙しくもない大学生のぼくは、東京をあとにして、本州最北の田舎に急いだ。季節は冬に入るころだった。 村は東…

失われた聖地・広島について

おれの父は、自らの生まれ故郷である広島についてよくこう言ったものである。 「原爆が落とされて100年は草木も生えないと言われたものだが、木も草も生えていたぞ」 そして、言外に自分も広島で生まれたのだと。 父は双子として生まれた。双子の弟は生まれ…

おれは呆けた顔でそれを眺めていた

階段をのんべんだらりと下りながら、口には昔ながらの紙巻たばこくわえて、ちょっと立ち止まってターン、腕を開いて空を。 お前は社会の底辺を這いずって、なにも残さないって歌が聞こえてきた。ガラスの瞳、球体関節、美しい素材の肌。みにくいものとは縁な…