2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、帰るか。……と書いてから1時間くらい仕事をした。インフルエンザで会社の人間が一人やられた。零細企業の人間だってインフルエンザに罹ったりする。知っていたか、先進的な大企業勤めの多いはてなの諸君。残念ながら同じ人間なんだよ。そして、零細企業…
なにも食う気がしない今日、だったら食わなければいいのだが、やはりなにか食うかという気もあってコンビニへ。なぜかわからぬが、「あまり食う気がしないときはサンドイッチだな」と思い、適当に手にとってレジへ。 「カードで」とおれ。 「ハイ」と中国人…
期待はずれの国には、期待はずれの国民が住んでいる。音頭を取って、なにかをしようというやつがいないではないが、どうも期待はずれっぽいなと思うと、音頭取りが引きずりおろされて、期待はずれに終わりそうだったなにかは、まったくの期待はずれのしろも…
まさか、桜玉吉の名前を「文藝春秋の新刊」で見る日がくるとはなぁ。玉吉もなぁ。 ……というわけで、桜玉吉の『日々我人間』である。 日々我人間 作者: 桜玉吉 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/11/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を…
副題は『双極性障がいの正しい理解を求めて』。「障害」の「害」の字を開いているのは編著者の意志あってのことらしいが、おれは面倒だし、なんか変だと思う(だったら「障」の字に悪い意味はないのか、とか)ので「障害」を使う。この本は現場のお医者さん…
ジョン・ウィック(字幕版) 発売日: 2016/02/10 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る どんな映画にも、一つくらいためになる教えがあると思う。どんなくだらなかったり、娯楽に徹していたり、難解で眠くなるようなやつだったりしても、一つく…
弱さの思想: たそがれを抱きしめる 作者: 高橋源一郎,辻信一 出版社/メーカー: 大月書店 発売日: 2014/02/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 「弱さ」の中に、効率至上主義ではない、新しい社会の可能性を探ってみたい。 「弱さ」と「…
百円の恋 [DVD] 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 発売日: 2015/06/10 メディア: DVD この商品を含むブログ (12件) を見る 新井浩文、という名前を見かけると、その作品はおもしろいんじゃあないか、という気がする。本作もそうである。輪をかけ…
缶コーヒーは虚しい。そう思う。「厳選した豆を使用!」、だろうが、「画期的な新製法!」だろうが、ドンキかなんかで安売りしている豆を買ってきて、自分で挽いて飲んだほうが確実にうまい。 むろん、人間いつだってコーヒー豆をガリガリやって、フィルタ用…
ここのところ、朝がまったく駄目だ。寒くてお布団から出たくない、というのもある。あるけれど、「これは双極性障害が鬱側に振れている結果の過眠だな」という感覚もある。休日には平気で15時間くらい寝ている。こんなことを人に言うと「寝るのにも体力が必…
映画が終わり、シアターが明るくなる。隣で見ていた女が言う。 「あれよりもぜんぜんすごいじゃない」 おれはこう応える。 「そりゃもう、原作からして違いますからね」 ……べつにこの映画を賞賛するために、べつの作品を貶そうというわけではないが、そんな…
ぼくはだいたい大丈夫だ。 だいたいにおいて大丈夫だ。 おおよそ病んでいるのは事実だし、お金もないのも事実だし、死にたいって思いが消えないのも事実だけれど、だいたい大丈夫だ。たぶん、そういうこったろうと思ってた。きっと、そういうことであってほ…
ここのところ……一週間くらいか……十日なのか……わかりゃしないが……躁と鬱でいえば鬱だ……。いや、だいたいおれは抑鬱的な……いつだって鬱に振れているII型なのだが……たぶんそれでも双極へ振れるものであって……いまは沈んでいる方だ。まず、朝だ。朝、起きられな…
湯気の中から半開きの侍が出てきて、気分の悪いやつはためらわずに手を上げろ、と言った。おれは気分がすぐれなかったのですっと手をあげた。半開きの侍は折りたたみのテーブルに申し込み用紙を用意して、備え付けのボールペンで書けという。イチョウ並木は…
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」 5年後おれは生きているのかな? なかなか微妙なラインだと思う。1年後くらいだと生きている可能性が高いな、と思うし、3年くらいならなんとか、というのもある。逆に10年となると厳しい…
車はカーナビに従って、設定した地点を目指しているはずなのに、どんどん山道は細くなっていく。横浜にこんなに細い道があるのだろうかという具合だ。と、少し開けた火葬場が見えた。ただ、名前が目的地の公営火葬場とは思えない。おしゃれなカタカナがつい…
バケモノの子 (スタンダード・エディション) [Blu-ray] 出版社/メーカー: バップ 発売日: 2016/02/24 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (12件) を見る 人の趣味趣向はさまざまであって、この人の作品はおれには向いているとか、この人の作品はおれに…
いやしくも、狂愚にあらざる以上、なんびとも永遠・無窮に生きたいとはいわぬ。しかも、死ぬなら天寿をまっとうして死にたいというのが、万人の望みであろう。一応は無理からぬことである。 されど、天命の寿命をまっとうして、疾病もなく、負傷もせず、老衰…
半分くらい夢だとわかっていた。一匹の三毛猫が半身を引きずるようにして目の前を通り過ぎていった。すこし長い縁側の向こうまで行くと、崩れ落ちるように座った。それは健康な猫の座り方でもなかったし、座った体勢もすこしおかしかった。そんな夢を見た。 …
西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気 作者: 西原理恵子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2010/07/01 メディア: 単行本 購入: 15人 クリック: 457回 この商品を含むブログ (35件) を見る 「ガンてこんなにかわいがら…
ドナルド・トランプがアメリカ合衆国の大統領になった。なにか、なんというか、実に妙な気持ちになった。おれはP.K.ディックの世界の住人なのか、というような気になった。妙な出自の、妙な人間が独裁者となるディストピア。そんなイメージ。トランプという…
もう真冬の気温だというのに、街をゆく人たちは意地でも秋だといわんばかりに、秋のよそおいで寒さを我慢している。歩道の街路樹の下で体育座りをしてカップ焼きそばを食うやつがいる。街路樹の根元にはお湯を捨てた跡がある。なんでこいつはよりにもよって…
ハマはいつでもお祭りだ、赤ん坊作るにゃ遅すぎる。 開いて結んでふるさとフェア。 DHCがビールを? すごいビターなやつを頼んだら、本当に苦かった。ここまで苦いビールは飲んだことがないと思う。それはそれで、よい。 → DHCビール|富士山の伏流水100%使…
つくづく自分の甲斐性のなさにうんざりする。ともかく金がない。人脈がない。これといった趣味もない。なにかに打ち込むというところがない。ないないづくしにうんざりする。 本当はたくさんのものを持っているのに、気づいていないだけだ、ともいえる。気づ…
脳が壊れた (新潮新書) 作者: 鈴木大介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/06/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る いわゆる下流、貧困、アウトローなどをテーマにした著作の多い著者が、脳梗塞になった。脳梗塞になって、高次脳機能障…
goldhead.hatenablog.com まあ、どうするかはわからない。わからないが、おれの頭のなかで「これにハマると危ない」というアラームは鳴らなかった。今のところは、だ。というわけで、今のところは、以上。 はい、その日の夜に撤回です。反省です。導入部分を…
dabimas.jp おれが競馬に費やしてきた時間と金はそれなりのものだろう。おれの頭の中に詰まっている競馬に関する知識も、おれの小さい脳みその中ではなかなかの容量を占めていることだろう。 そのきっかけはなんだ? しつこくおれの知らないゲーム、おれの知…
おれの会社ではiPhone3GSが現役で活躍している。おれが昔使っていたものだ。これがスピーカーにつながれて、ずっとラジオを流している。Wi-fiでRadiko経由だ。 この間、これが急に音が出なくなったという。とうとう力尽きたか? と思ったが、ためしにRadiko…
おれはジャパンカップが好き……だった。おれが競馬をはじめたころは、まだ馬券検討の比重において「未知の海外馬」があるていど重かった。いまではそれがすっかり軽くなってしまって、古馬・府中のクラシックディスタンスのG1という点は好もしいが、JC独特の…