5年後おれは生きているのかな?

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はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
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5年後おれは生きているのかな?

なかなか微妙なラインだと思う。1年後くらいだと生きている可能性が高いな、と思うし、3年くらいならなんとか、というのもある。逆に10年となると厳しい。5年、これは微妙。微妙な軍隊が10発に1発当たる安物の鉄砲を持って適当に発砲してくる感じがする。

5年後おれは生きているのかな?

やっぱり厳しいな。たぶん厳しいと思う。生命体として存続しているかもしれないけれども、路上か刑務所の中の人になって、ネット上存在を消失している、という可能性もある。インターネットというものを通じてしかおれを知らない人にとって、それはおれの死を意味するだろう。いずれにせよおれは死んだようなものだ、今も。

5年後おれは生きているのかな?

もし5年後に生きていたとしても、今よりもよくなっていることはなにひとつないだろう。仕事は減っていくだろうし、会社もなくなっているかもしれない。再就職できるはずもないだろうし、精神の病気も悪くなっていくだろう。肉体も5年分きっちり衰えて、ますます精神の病気を悪くすることだろう。生きる目標もなく、死ぬ理由ばかり増えていくことだろう。

5年後おれは生きているのかな?

生きて今みたいに愚痴をはいていられるなら御の字だが、そうじゃない可能性は高い。おれはなにもしたくないし、できることなら今後5年間眠りつづけていたっていい。どこか籠もるところがほしい。安心できるところがほしい。安楽のときがほしい。どれも得られない。金がないからだ。金さえあれば、金があれば、金、金、金の問題だ。

5年後おれは生きているのかな?

やっぱり金が尽きて自殺してるんじゃないかと思う。

5年後おれは生きているのかな?

居場所を失って死んでいるんじゃないかと思う。

おれはもううんざりしているんだ。金がないんだ。

金がないというのは死ぬしかないということなんだ。

それ以外、この世に生き死にに関することなんてありはしないんだ。

よくしらないけどさ。