2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年末からのおれのすみかである安アパートはすりガラスであってカーテンなど揃える金も無いので冬の間はそのままにしておいた。しかし、季節は移り変わり、おれはまだ生きているので窓を開けたくもなるが、おれのすみかである安アパートは近隣住居と至近距…
『咲 -Saki-』がおもしろくてかなわん。かなわんのでどうかなわんのか言えんが、ともかく先が楽しみでならん。あまり情報を知らず、アニメで「阿知賀編」なるものが始まると聞いて「なんでスピンオフ? 先が気になるんじゃ」と思ったりもしたけれども、なる…
空対空爆撃戦隊作者: ハインツクノーケ,Heinz Knoke,梅本弘出版社/メーカー: 大日本絵画発売日: 1992/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る■『フィンランド上空の戦闘機』に続いて戦闘機ものを読んだ。そっちの本で…
フィンランド上空の戦闘機作者: Eino Antero Luukkanen,エイノ・アンテロルーッカネン,梅本弘出版社/メーカー: 大日本絵画発売日: 1999/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 説明するまでもないが、すばらしい『ストライクウィッチーズ…
■父方の祖母の姉の夫が三菱重工爆破事件の直接の被害者の一人である。ビルに入ろうとしたところで爆発、頭部に大ダメージを追う。このとき、ビルまで送り届けてきたお付きの運転手が機転を利かせ、すぐさま車に運ぶと、警察病院に直行したという。早急な手術…
おれが道をゆけば空に五色の彩雲が空にたなびき、後光の輝きは地を照らし、辻々の信号機は赤色から青に変わり、やがては虹色の光を放つ。一足ごとにしゃりんしゃりんと天上の鈴の音が響き、四方から迦陵頻伽の鳴く声がきこえ、大唐国の皇帝すら手に入れられ…
「……いや、ちょっと会社の方で、金銭的な、取引上のトラブルがありまして、それで、もう殺すしかないって思って、最初ここ来たときは‘死にたい’で頭がいっぱいだったんですが、‘殺す’で頭がいっぱいになって、もう二、三日、‘絶対に殺すしかない’ってね、そ…
いしいひさいちのデビュー40周年ムックなるものの存在を知り、ソッコーで買った。買って読んだ。 おれといしいひさいち、いしいひさいちとおれ。何度も書いたが、おれが日本語なるものをすこし読めるようになってすぐに手にとり、なんというのか、発想の根幹…
稲垣足穂曰く。 現代の人たちは、自分の死とか、親や友人の死ということについては、理性よりも大事にしているようだけれども、人間が生まれた「時」と「場所」ということについては、何も感じていない。どだいそれを不思議と感じないのがおかしいんだ。 「…
就活を苦に自殺したいとか、レールをはずれたらどうたらという話がある。それで、就活を苦に自殺したい、というやつに対して、「視野を広く持て」、「レールを外れてもそれなりに生きていける」、「世の中わりといい加減だ」みたいなアドバイスが発せられた…
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/tehai/oumu.htm さて、まじめに高橋容疑者がどう身を隠すか考えてみたい。思うに、本人が言っていたというように、新幹線や飛行機というので遠くに逃げるのは、当分のところ無理だろう。また、うまく逃げたところ…
やあ、高橋さん、高橋さんだろ。そうだ、あなた、高橋さんだ。なあに、驚くことはない。ちょうどほら、探していたんだよ、君を。知ってるかね、明け方の街、桜木町で、こんなところにいるはずはないと思っていたんだがね。まあまあ、悪いようにはしないから…
第二次大戦の空戦物の本を読んでいて、「敵爆撃機を撃墜したのに浮かない顔をしているやつがいたので理由を聞いてみたら、落下傘で脱出してきた敵乗り組み員が落下傘ごと自分の機体に絡んできた上、機銃に死体がブッ刺さってずっとこっちを見ていた」みたい…
「公害企業主呪殺祈祷僧団」について - Togetter はてなブックマークを朝から見てたらこのまとめが目に入った。『終末期の密教』持ってる。つーか、こないだほんのちょっとだけ本の整理をしたときに、「仏教関係」のひとまとめにするときに手にとった。……が…
埴谷雄高『不合理ゆえに吾信ず』を読んだ、といっていいのかどうかわからなかったのだった。ようするに前半に収録されている「アフォリズム集」など、率直にいえば「日本語でおk」の気になってしまうわけなのだった。 それでも雨の土曜日、布団の上で読んで…
松下竜一その仕事〈第21巻〉私兵特攻―宇垣纒長官と最後の隊員たち作者: 松下竜一,『松下竜一その仕事』刊行委員会出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2000/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 松下竜一の『私兵特攻』を読んだ。『怒りていう〜…
たとえば、かかったばかりの親のリーチに、一個の手牌が通るかどうか迷うとしよう。ツモってきた牌で自分も高目の手にイーシャンテンになったとか、そういう状況だ。一息おいて卓上を見まわす。親の川を睨みつける。筋だし、大丈夫だと判断して捨てる。「ロ…
松下竜一 その仕事〈18〉久さん伝作者: 松下竜一,『松下竜一その仕事』刊行委員会出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2000/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る ズボ久と呼ばれた一種飄逸の人物の、短かった生涯を逐ってみたい。 もっと…
『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(舞台挨拶つき)を観る - 関内関外日記(跡地) また若松孝二の『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』の話なんだけど、やっぱり切腹シーンが印象に残るわけじゃん。ピエール・カルダンの制服を脱ぐと上半身は裸。…
若松孝二監督最新作 11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち 若松孝二監督の『三島由紀夫』をみた。公開初日である。しかも、舞台挨拶つきである。おれは生まれて初めて舞台挨拶つきで映画をみた。映画館はいつものシネマ・ジャック&ベティである。朝11時から配…
横浜公園のバザーで毎度のこと多肉植物に眼を光らせたが俺の望むリトープスはなかった。あれは脱皮するからおもしろいのだ。まあ、結局べつのものを二つ買い足したが。バラもいくらか売っていたが、渋い色調のものはなかった。もっとも、俺にバラの世話がで…