『咲-Saki-』がらみが全部ゴッおもしろくてわかんねー

咲-Saki-(10) (ヤングガンガンコミックス)
 『咲 -Saki-』がおもしろくてかなわん。かなわんのでどうかなわんのか言えんが、ともかく先が楽しみでならん。あまり情報を知らず、アニメで「阿知賀編」なるものが始まると聞いて「なんでスピンオフ? 先が気になるんじゃ」と思ったりもしたけれども、なるほどの同時進行。これはおもしろい。
 さて、いままでにこういう試みがあったろうか。主人公とは別の人物なりチームを別の主人公の別作品として描いて、さてそれ同士がぶつかる……かどうかわかんねーけど、そういうの。なんか昔、おれがあんまり読んでなかったマガジンかなにかのサッカー漫画であったかなかったというような気もするが、なにもかもわかんねー。
 けど、こういう同時進行的にどうなんのかわかんねーみたいなところで進んで行くのとかマジいいと思うし、微妙にあちらこちらでリンクなりなんなりしつつの世界の広がりというのはいいなーって思うし、いいんじゃねーのって思ったりしつつ。

咲-Saki-阿知賀編episode of side-A(2) (ガンガンコミックス)
 そんでまあ、アニメ、コミックス(連載についてはタイムラグやマネーの話もあって追ってないけど)と、「これどっちの大阪代表だっけ?」などと混乱しつつも盛り上がって参りましたというか。ところで、このインハイは打順の組み替えできるのかしらんって、咲と照の直接対決あんのかどうかみたいな。まあいいや。
 しかし、能力者っぽいのと普通の人というのがさらにくっきりと、また前提として、さらに明確になってきてんだけど、そうなるとどうもノーマルタイプがどこまでニュータイプ相手にやれるのか、みたいなところになってきて、そうなるとやはり本編の方の大阪の大将とかに感情移入しつつという感じにもなってくるわけだけれども。いや、みんな裸単騎でかならず上がるとかできねーよな。
 つーかしかし、たとえば主人公の全部ゴッ倒す人とかになると、あれは全中チャンプを普通の(?)実力差で最初圧倒してたりしてたわけで、変な能力に加えて普通に強いですなので、わりとあの、九州の露出狂のロリ巫女服の人とかに比べると泣きが入らないところはあるだろう。でも、岩手の背の高い人のエピソードとか泣けるしかわいくていいよね。かわいいのはいいんだ。なにもかもすばらです。すばらの人は声が合ってるよなーっていうか、あれ以外考えられないんですの。しかし、どうしてもおひげのガンダムが思い浮かんで困りますわ。

咲日和(1) (ビッグガンガンコミックス)
 そんで、ついでにといってはなんだけれども、四コマの『咲日和』が期待以上にすばらな代物であって、ぜんぜん最近の漫画家の人とか知らないのだけれども、いいなーと思うし、面白いので買えという気がする。
 しかしまあ、ともかく、本編というか、Side AとBとどうすんのか、おれは最新である連載しらないことにしているので、どーなんのか、ともかくアニメの「阿知賀編」最終回とかすげーどうなんだろって思いつつ、うまいかたちでビシッと終局(シリーズ全部ってんじゃなくてね、この大会ね)してくれればとか思いつつも、正座で裸単騎しつつ別命あるまで待機したいと思うしだいであります。おしまい。

★☆☆☆☆

 正直、おれ自身漫画を読んでない時期も長くて、すげーおもしろそうだけど全30巻とかだとスルーすっけど、『咲』ならまだ間に合う、と声を大にして言いたいのであります。