野菜は安くなったか

 先日、まともなレタスが一個158円で売られており、思わず購入してしまった。以前、虫が入っていて以来、レタスは避けていたのだけれど。そしてさらに昨日、おつとめ品で80円のキャベツ半分を購入。これも外側3〜4枚剥いたものだろうけど、まともな大きさだ。最悪の頃は、どう高く見積もっても生ゴミにしか見えない物まで「おつとめ品 20円」とかで売られていたのだから、ずいぶんマシになった。
 そんな中でも、緊急時に備えて新食材のテストは欠かせない。そこで、特売のゴボウを購入。泥は落とされ、洗ってあるやつだ。こいつをお好み焼きにいれてやろうというわけ。薄く切れば火もすぐ通ろう。
 そこで、とりあえず輪切りにしようと包丁を入れるが、これが固い。ここまで固いかと思う。がたん!安物包丁の刃がダメになりそうだ。がたん!だいたい、なんでこんなものを食わなきゃいけないんだ。がたん!単なる木の根っこじゃないか。がたん!あ、アブねえ、指切るところだった!こんなものを食わせようとした奴はデス・バイ・ハンギングだ!
 というわけで、「よかれと思って捕虜にゴボウを出したら戦後捕虜虐待で重罰」のソースを探してみた。この話、どうも明確な出典が少ないという印象で、あるいは都市伝説かとも思ったものだが、ちゃんと探したらちゃんと出てきたhttp://www.hatena.ne.jp/1092282985。俺、はてなの大元らしい人力検索って全く見たことないな。
 それはそうとゴボウ。これはなかなかいいです。お好み焼きに合います。なんとなく輪切りが合うかと思ったけど、切るのに疲れるので、二度目からはピーラーを使いました。不器用な人間にはこういうものが用意されている。これでささがきだって楽々お手の物。……のはずが、なぜか左手の右指と中指の爪のさきっぽが鋭く削られた。なんてことだ。俺のような人間はくれぐれも捕虜にせずに撃ち殺すべきだ。逆恨みで戦後どう告発されるかわからんぜ。