ここのところの体調のこと

 朝、ねむい。これに尽きる。ここ一週間くらいだろうか。睡眠時間は足りている、はず。急に暑くなったりして、やや苦戦はしているが、夜更かしなどしていない。それなのに、ともかく、朝、ねむい。ねむい、というか、身体が重い。もっと正確に、そして他人に伝わらないように書くとすれば、少し重いゴム板が身体の内側に挟み込まれていて、ありとあらゆる動作が緩慢になり、気がつくとまぶたが閉じているという感じがする。
 ジプレキサのせいか? よくわからない。ただ、アルコールを完全に抜いて、ジプレキサが本領を発輝しはじめている……? 可能性はある。ただ、この朝の弱さはうつ状態に近いような気もして、レスリンなどに戻したくもなる。
 ……とも言えないのは、昼の間の精神状態が両端の方においてカットされているのを如実に感じるからだ。薬価の高い(……「高いっすね」って医者に言ったらキョトンとされたが)、ジプレキサのせいかもしれない。これはよくわからない。
 しかしまあ、水島広子先生も言うように、眠りが大切だ。そこでマイスリーだが、マイスリーの効きが弱くなっているような気がしないでもない。有無をいわさず、だったのが、どうも気まぐれになってきているようだ。10mgでもなかなかということもある。これはよくない兆候だし、次に医者に行ったら話してみよう。
 いずれにせよ、夜更かしはよくない。だから、夜も、お好み焼きを食って、いくらか本を読んで、できたら眠りの尻尾を掴んでマイスリー投入、というつもりなのだが、どうもうまくいかない。ジプレキサメイラックスと旧名アルマールの投入時刻をいろいろ試してもだめだ。いっそのこと、わざと少し遅目に寝てみても、結局朝のだるさは変わらない。まあ、十五分、三十分遅刻しようがかまわないが。
 とはいえ、かまわないのはあまり忙しくないからで、あまり忙しくないというのは生活の破綻=自死につながるのでこれもよくない。忙しければ忙しいで精神の破綻=自死につながるのでこれもよくない。よくない? よいもわるいもないか。いずれにせよ予後不良だ。決まりきったことに何を言ったところではじまらない。おれははじめない人間だし、続かない人間だ。明解にいこう、明解に。