アルゼンチン共和国杯はこう買った

 競馬はサラブレッドと人が織りなすロマンであり、真剣勝負である。時には命をも懸けた激闘が繰り広げられ、それが真実の感動を生むのだ。しかし、世の中にはこんな事を書いた本があった。「アルゼンチン共和国杯はアルゼンチンコであり、ゆえにマチカネアレグロが勝つのだ」と。そう、タカモト派の本である。僕はこれを読んでこう思ったものだ。「アレが黒かよ!最高じゃないですか」と。
 というわけで今年のアル共。大外のスーパージーン(凄い精子)で決まり?いやいや、軽量五十キロのスウィフトカレントだ。なぜってお母さんの名前がホワイトウォーターアフェア(白濁液の情事)だぜ。この二頭を中心にマーブルチーフ(マーブルって十回言ってごらん)などを買えば完璧だ。