TCK女王盃(大井)

 このTCK女王盃、別にこの路線に興味があったわけではないけれど、第に回から第四回まで三年連続で見に行った記憶がある。
 第二回(http://csx.jp/~ahonoora/tckj_1999.html)の優勝馬ベーリング産駒のケープリズバーン。俺の本命は一番人気のホクトオーロラで、後方からレースを進めて直線勝負。惜しくも勝ち馬を交わせず二着だった。
 第三回(http://csx.jp/~ahonoora/tckj_2000.html)はリアルシャダイ産駒のヤマノリアル。休みがちだったけど、素質馬だったかな。俺は何を買ったのか。思い出した、アブクマレディーだ。アブクマポーロと同じアブクマだから、というわけではなく、ホスピタリティ産駒であることや、鞍上の大塚栄三郎が一発やってくれるんじゃないかと思ったわけだ。一番人気は武豊鞍上のトウキュウアビーだったようだけど、この頃はまだ大井克服してなかったかな。あと、ブゼンキャンドルなんかが出走しとるね。最下位のクリオネーは、夏ごろによく走った逃げ馬だったような気がする。
 第四回(http://csx.jp/~ahonoora/tckj_2001.html)は‘北関東の魔女’ベラミロードの年。その日が友引だったから、同枠セクシーディナーとの枠連を獲ったっけ。そして、一部で語り継がれている「及川サトルのセクシー連呼」はこのレースだった。場内からは失笑がおきていたと思う。
 で、間が開いて今年は第八回。「なんどめだレマーズガールグラッブユアハート」と言いたくもなるが、強いんだから仕方ない。しかし、ノボノボ(片割れは遂に引退したけれど)なんかもそうだけど、こうも交流重賞に出てくる中央馬が偏るのはあまり面白くないのも確か。相手関係と賞金を考えたらそれなりに美味しい競走でもあるはずで、もっと色んな厩舎に目を向けてもらいたいとも思う。で、この競走もこの二頭は外せないよな、やっぱり。
 そんな中、新顔としてエンシェントヒル登場。前々走で買ったら出遅れて直線だけの競馬で勝った馬。鞍上は福永祐一か。大井の福永二三雄調教師は同騎手の叔父にあたるから、新年の挨拶を兼ねて?……なわけもないか。福永が大井に来ると一、二頭福永厩舎の馬に乗るけれど、あまり穴を開けたとかそういう記憶はないな。で、エンシェントヒル。馬場が意外にフィットしたりしたら、案外直一気で勝負になるような気もするけれど、鞍上も含めて三着どまり、という気もする。もちろん、馬場に戸惑って飛ぶ可能性もある。
 なんだか全然買えないぞ。プルザトリガーは前走で底が割れたし、アイチャンルックともども三着候補か。となると、レマ―グラの折り返しから上記三点に三連単?そんなところか。オッズもつかなそう。買おうか買うまいかオッズを見る前に買っちゃおうか。
 午後三時半ころ追記:結局、上の三連単と、今年は個人的に山田信大応援キャンペーンということで、アイチャンルック単勝を少々。で、これがもう絶対に当たらない予感でいっぱい。ここのところ馬券が酷いので、レマーズかグラッブが勝って、アイチャンルックが二着あたりに突っ込んで、一番酷い外し方をするんじゃないだろうか。
 午後四時半ころ追記:レース後しばらく経って存在を思い出し、0180-993-400(南関四場のテレドーム実況)に電話。最初に耳に飛び込んできた言葉が「連霸」で、そこまではよかったのだけれど、その後がよくなかった。馬券も当たらず、外し方も当たらず、外すことだけ当てるというありさま。もう死んだ方がいい。