細かすぎて伝わらないモノマネ選手権・後編

goldhead2005-11-04

 とんねるずのみなさんのおかげでした内のこのコーナー、先週(id:goldhead:20051028#p3)に引き続いて見ることができた。そして、かなり笑った笑った。先週の引きで言っていたことは本当だったという印象。特にラストに残った七人は大したもので、どれもこれも破壊力あった(ずんの人の空手の師範代ネタは個人的にいまいちだったが)。結局勝ったのは誰だっけ、そうだ、アタック25児玉清だ。これは文句なしか。俺はほぼ毎朝「とくダネ!」を見るので、あの小倉智昭のテンションの上下もかなりの出来だと知っているが、いかんせん引きだしの数で一つ負けたか。次は「大事件があってオープニングトークの時間が取れず、座り位置から始まるときの小倉智昭」という三つ目のパターンをひっさげて来てもらいたいもの。あとはどうだったか、辻元清美か。あれはもう、「細かすぎて」を超えて、普通のそっくりさんではないか。いや、普通と言っても普通じゃないインパクトがあったのだけどね。さらに細かさ(「討論番組で発言機会をうかがって口半開きの辻元清美」、「筑紫哲也のフォローに安心感丸出しの辻元清美」など)を追求してほしい。えーと、あと、そうだ、次長課長の河本は、人間を捨てて動物ネタを二つ。「罠に掛かったイノシシ」と「無理矢理服を着せられたチンパンジー」だったか、なるほどこの人の引きだしも多い。このまま動物形態模写の幅も広げ、赤熱トム(関根勤を続けて変換したらこうなった。検索してみると、この誤変換は一つの定番のようだ。)やタモリの領域まで行ってほしいもの。えーと、そんなところか。やはり児玉ネタにせよ、小倉ネタにせよ、あと、木ノ実ナナにせよ、そのあたりの狙い目という路線が非常に好ましいので、次回も楽しみだ。ところでこのコーナー、あまりにもテンポが良すぎてそれぞれの芸人さんの名前をぜんぜん覚えられない。知らなくてもいいような気がしないでもないけれど。
 そういえば、このコーナーの後、もう一つすごいモノマネを見たっけ。食わず嫌い王決定戦でのことだ。すなわち、「えなりかずきが演じるえなりかずき」であり(トリビアの方ではない)。これはもう凄い領域だった。というか、あれは「渡る世間は鬼ばかり」のえなりだったのだろうか。とすると、「渡る世間」のえなりは素のようでいてそうではないというか、なんというか。さすが中学にして肝臓をやり、二十にしてガード下を好む男。「童貞なのだろうか?」という疑問すらどうでもよくなるような奥深さの持ち主と言えよう。