http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000203-yom-soci
「印鑑買えば開運」霊感商法業者を捜索…福岡県警
印鑑、ハンコなんてのは縁起物の色合い強く、開運とはある意味切っても切れない関係にもあるが、やはり売り方の道を外れればお縄をちょうだいする、それは当たり前の話。
それはそうと、俺はこのニュースを見て、縁起とは無縁のハンコのことを思い出した、チタン製ハンコ。あれは、二ヶ月前のこと、部屋の鍵を無くした俺は近くのハンコ・合い鍵ショップ（どちらが本業なのだろう？）に行った。行って、合い鍵を作ってもらっている間、なんとなくハンコの展示品を眺めた。そこにあったのだ、チタン製ハンコ。
http://titan.hankoya.com/
それが鈍いシルバーで、手に取ってみれば冷たく心地よい重み。なんというか、あら、いいですねぇ〜の波が押し寄せてきたのだった。なんというか、チタンの棒っていう素っ気なさがなんともいえない。これに字が彫り込まれて、あんまりへたらない、というのもいいが、やはり棒らしさ、マティリアル感にむっちゃしびれたのだ。
とはいえ、別にハンコ不足に悩んでもいないし、まあ、買うことはないだろう。ただ、もしも今後、ハンコを作ることになったら、絶対にチタン。どんなにカイウンカンノンのハンコがあろうと、チタン（貴石付ではないほう）。こればかりは譲れないし、それまでの間、日本のハンコ社会が廃れないことを願いすらするところだ。
