幸福な後半〜サッカー日本代表対スイス代表〜

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/jpn_20070911_01.htm
 サッカーの生中継があることは知っていた。知っていたけど、帰ったのが十一時過ぎだったので、見ることはできないと思って寝た。寝てたら、雨音と雷に起こされた。起こされてこれ幸い、テレビをつけたら後半がはじまったところだった。前半と後半が分かれていてよかった。
 スコアは2-0で負けていたが、どうも日本のペース。左サイドから松井大輔がしかけてくれたり、フィジカルでどうにもデカイ相手によくやってる。それで、その松井がPKを得て中村俊輔……、こういうところでPK職人遠藤保仁ってことはないのか。俺、サッカー門外漢のミーハーだから、あのPKったらないわけで、もう喜んじゃって大変。前回のオーストリア相手んときも、終盤同点で「オシムのロッカールーム引き上げ芸と、遠藤のPK見たいからこのままで」とか思ったくらい。で、オーストリア人も湧いてたから、あれは世界に通用するんだなって。
 ……って、遠藤はともかく俊輔もしっかり決めてくれて一点返す。その後も、稲本のロングボレーや田中マルクスさんの惜しいシュートなど。日本がこんだけシュート放ってくれるのが珍しいせいか、相手のキーパーがやけにグレートに思える。いや、見事だったんじゃないのか。わからんが。そいでも、なんかちょっと影が薄いのかと思ってた巻誠一郎がヘディングで決めて2-2。またPKで3-2逆転。しかし、交代でマークが乱れたとかで、3-3。
 選手交代、松井と巻下げたあたり、素人にはわからんかった。とくに松井にボールが行くと、何かしてくれるんじゃ、みたいなところあったから。でも、二回目のPKのチャンスは代わって入った山岸が得たもの、そいでロスタイムの決定打も中村憲→矢野が決めたものってことで、大正解だったってことかな。まあ、親善試合だけに、勝利100%とはいいがたいのかもしれないが。
 ちゅうわけで、なんか偶然起きて、偶然見て、これが偶然面白かったのだから得した気分。サッカーの偶然は哲学的に分析できるというが、俺は俺の幸運を幸運と思うだけ。前半なにがあったのか、リプレイもほとんどなかったからわからんが、まあええことよ。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200709/at00014627.html

0−2から追いついて勝てたことについては、チームのモラルが良いという証明にもなるだろうし、それ以外の要素もあったと思う。

 ところでこの「モラル」はおかしくないだろうか? たしかに二点差の場面でも投げやりにならない姿勢にはmoralが関係してくるかもしれない。しかし、一般的にはモラール/moraleではないだろうか。
 ……とか、思ったけど、http://www.jsgoal.jp/news/00054000/00054320.htmlの方でも「モラル」だし、そもそも何語で会見してるのかわからんし、まあええことよ。