訃報・トウショウナイト

 5月4日の天皇賞・春(GI)に出走を予定していたトウショウナイト(牡7、美浦保田一隆厩舎)が、30日の調教中に右第一指骨粉砕骨折を発症。安楽死の処置がとられたことがわかった。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=27862&category=A

 残念だ。トウショウナイト、正統派、スタンダードの印象があって好きだった。冠は名門トウショウ、名はナイト。さらに武士沢友治とのコンビで、騎士道と武士道が合わさった王道の雰囲気。結果としてビッグタイトルは獲れなかった。しかし、今年の春の天皇賞にも目はあった。惜しい。馬券を買うかどうかは別として、G1に手が届いてほしい馬だった。実際、ビッグレースで馬券も買っていた。

 今年の有馬記念トウショウナイト武士沢友治に賭ける。なにか、そういう気になった。トウショウナイトで勝負になる、と。

http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20061221#p3

 そうだ、2006年有馬記念の本命……正確にはディープインパクトの相手本線なのだけれど、あの時のあれは何かもう埒外の印象であって、こちらを本命と呼んでいいだろう。
 結局、武士沢とトウショウナイトに頂点の瞬間は訪れなかった。だけど武士沢、お前はまだまだこれからだ。いつかG1を勝って、そんときのインタビューで、トウショウナイトの名を出して、俺を泣かせてくれ。ナイトも待ってると思うぜ、頑張れよ。
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今日、南ポリトラックコースでナイトを含めて、3頭の馬が追い切り中に故障を発症した。

 ポリトラックといえば脚にやさしいの売りかと思っていたが、そうとばかりは限らないよう。できる対策があるのならばしてもらいたい。