なもり『大室家』2巻(特装版)を読む

大室家 (2) 特装版 (百合姫コミックス)

大室家 (2) 特装版 (百合姫コミックス)

 なもりさんの漫画というのはなにかこう、面白いラジオのようなもので、あっと気が付くと終わりがくる、そんな感じがする。ボリュームと密度はあるのだけれども、するすると読めてしまう。当然、出て来る女の子たちはみなすべてそれぞれにかわいい。かわいいにあふれている。『ゆるゆり』に比べてぶっとんだギャグ(顔面が磯野家化とか)がない分、とくにそう思える。そして、撫子の秘められた恋にため息をついたり、次女、三女のにぎやかな日常にニヤニヤしたりするのだ。悪いか。それでもって、おまけの『古谷家』だってもっと読みたいとか思ってしまうし、下手をすればこの著者は(出版社は?)やりかねないようにも思える。いや、雑誌の方に手を出していないので事情はわからんのだけれども(本作もAmazonですすめられて知った)。つーか、『ゆるゆり』の12巻も出てんじゃんねぇ。もうどうしたもんだろうか。少し我慢するか? しないか? する必要もないか? ああ、まったく。

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大室家 (1) 限定版 (IDコミックス 百合姫コミックス)

大室家 (1) 限定版 (IDコミックス 百合姫コミックス)

関係ないが『大室家』の限定版はAmazonで予約していたのを忘れて楽天でも買うという痛恨のミスをした。戒めとして売りもせず(そもそもなにかを売るという習慣がないのだが)積み上げてある。

『ゆるゆり』11巻(特装版)を買うのこと - 関内関外日記(跡地)

 ……というわけで、もちろん1巻も持っているし、積み上げただけじゃなく当然読んだわけだが、感想は書いてないね。ま、いいか。