ほとんどタイトルオンリー。でもまあ、言っておくとあれだ、出たのは6月だけど出回ったのは6月中盤から終盤ということらしい。おれは、医者の「ぼくは使わないけどね」という助言を無視して一円でも安いジェネリックに走る人間なので、おれ一番のよりどころであるジプレキサすらジェネにしてしまう。週刊現代が目の敵にして、曰く副作用が大きく効能のないジプレキサすら。
というわけでで、薬価が安くなった。助かる。数百円とかいうレベルだが、心の安静になる。悪くない。とはいえ、おれは今回「慢性的にお腹の調子が悪くて……」ということで、過敏性腸症候群のためのトリメブチンを出してもらったのだが。ただ、一日2錠の5日分である。おれの医者はあまり薬を処方することを好まない。とりあえず、お試しに、だ。おれが飲んでいる市販のビオフェルミンでも効果がないわけではないというが。あまり薬を出したがらないのは、そういう信念があるのか、国の方針だか知らない。とはいえ、バンバン薬を追加していく医者よりは少し信頼がおけるように思うがどうだろうか。
どこかで読んだが、精神病の単剤使用をすすめようという動きもあるらしい。おれの場合、双極性障害II型という点からいって、単剤となるとジプレキサもといオランザピン一本ということになるのだろうか。とはいえ、健康診断でも、ホルター心電図でもやや問題のある良性の期外収縮についてアロチノロール塩酸塩を飲まないわけにはいかないだろう。そして、双極性障害にとって大切な睡眠習慣を維持するためのアモバン(のゾロ)も欠かせない。減薬するとなると抗不安剤のメイラックス(のゾロ)とレキソタン(のゾロ)ということになろうか。それでもいけるんじゃないかという気はするが、まあ、医者と相談しつつというところか。勝手に飲んでるプロザック(のゾロ)は……ゲフン、ゲフン。
まあともかく、ジプレキサのゾロが出た。安くなった。効果は……まだ飲んでないからわかんね。でも、同じだと信じる。信じる心が大切である。プラシーボ効果はプラシーボ効果と明かされたうえでもまだ効能があるという。そのくらいの信心が肝要である。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。