2017年 大阪城ステークス回顧

レース情報(JRA) - netkeiba.com

今週はディープインパクトの切れ味よりキングカメハメハブラックタイドみたいのが粘り込むやで、というような情報電波が脳に入っていたので、おれは最内枠のアストラエンブレムを本命にした大阪城ステークス。前走は出遅れから後方を進んで負けたが、その上を見れば先行していい競馬をしている。最内から番手ないし3、4番手くらいの好位から押し切り勝ちや。そう思って馬単を流した。アスカビレンの単勝もちょっとだけ押さえた。

そしたらどうだ、最内のアストラエンブレム、後ろの方の内側に押し込まれるような感じで、捲り上がることもなく直線、「おれの考えてたのと違う」と思った。思ったが、そこからがすごかった。ミルコ・デムーロ的場文男みたいにガッシガッシ追って、ドタバタ伸びてきて、なんだかんだで差し切ってしまった。2着はトルークマクトだった。トルークマクトを選んだ理由といったら、これになんの根拠もない。ただ「トルークマクト」の名前を見たとき、「切らないほうがいいんじゃないのか」と思っただけだった。

なんともしょうもない馬券ではあった。結果、馬単24,810円はゲット。しかし、アストラエンブレムは「おれの考えてたのと違う」11番手から上がり32.8秒の鬼脚、トルークマクトに根拠はない。普通馬複との払い戻し金の差を考えたら、馬連にしておいたほうがよかったかもしれない。しかし、これで2週連続で馬単の2万馬券をゲットした。ということになる。結果良ければすべてよし、か。

裏の弥生賞はダイワキャグニーから買って失敗。スローをぶっ差したカデナは強いんじゃないでしょうか。知らんけど。

その後、競馬中継を最後まで見ずに図書館。せっかくの万馬券だしなにか贅沢を、と思ったが思いつかない。腹は一杯。酒もいろいろ買い込んでいるし、これ以上いらない。欲しいものがない。

帰宅。飲みたくもない焼酎を飲みながら、借りてきた本を少し読む。あまり気乗りしない。おれはいったいなにがしたいんだ。iPhoneAmazonのアプリを立ち上げてなんか買うか? いや、買いたいものもない。ふと思いついたおれは、ベッドに横になった。「これだ」と思った。おれに必要なのは横になって楽になること、体を休めることだった。おれはおれの欲求を理解しないほど疲れているのかもしれない。2時間ほど寝た。昼に床屋に行って髪を切ったので少し寒い。