2020年 スプリンターズステークス回顧

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スプリンターズS(G1) 結果・払戻 | 2020年10月4日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

中山は外差しの効く馬場になっている。むしろ内が不利というくらいだ。スプリンターズステークスの人気は2番モズスーパーフレア、3番ダノンスマッシュ、10番グランアレグリアの三つ巴といったところだ。

力のいる馬場ということで、ゴドルフィンで母父レイヴンズパスというライトオンキューあたりにもひかれた。あとは15番枠からレッドアンシェル。

が、グランアレグリア阪神カップ高松宮記念はでたらめだったなと思った。もちろん安田記念も。一応、パドックまで見た。+12kg。さあどうだろうか。まあいいんじゃねえか。おれはグランアレグリア本命とした。

相手筆頭は内枠ながらモズスーパーフレアに。他に強烈に行く馬もいなさそうだし、この枠から先手を取って、馬場のいいところを走って、粘る。というわけで、こんな感じ。

そんな感じで馬券を買った。

レース。モズスーパーフレアが行く。ただし、絡まれる。わりと早いペース。これでも粘るのがこの馬だが。

しかし、おれはグランアレグリアしか見ていなかった。後方二番手あたり? 直線入り口で二列目くらいまで押し上げてくれるかと思っていたが、ルメールの手が動いているわりに上がってこない。

直線、グランアレグリアはなお最後方。おれが競馬を見始めてから何十年か。「これは、無理や」と思った。

が、そこから「でたらめ」な脚を繰り出してきた。三番手くらいまで来たときは「勝ったな」と思うと同時に「ありえへんやろ、これ」とも思った。でも、ありえてしまった。

無茶苦茶な末脚だ。そうとしか言えない。それでちょっとだけ思い浮かんだのは、父のディープインパクトスプリンターズステークス走ってたらどうなったかな? とかいう妄想。

二着はダノンスマッシュ。典型的な前哨戦タイプで、ダンチヒの○×かと思ってちょっと軽視していた。三着アウィルアウェイは北九州記念のゴール前強襲が頭にあって、最後突っ込んでくる候補だった。

結果、馬連、三連複的中。レース単体としてはプラス。ただ、凱旋門賞も含めてこの土日もマイナス。まあ、秋シーズン上々の滑り出しというところで。

それにしてもグランアレグリアはちょっとものが違ったな。マイルCSに行くのだろうか。ちょっとえげつない。アーモンドアイくらいにはえげつない存在になった。そう思う。