Thank you Pope/F1バーレーンGP

http://www.sanspo.com/motor/top/m200504/m2005040401.html

前戦は、親友の事故死という悲報を受けて2位。今回は、敬愛するローマ法王ヨハネ・パウロ2世が死去する悲しみの中でのレースだった。母国イタリアでF1が中継されないという異常事態の中、ヘルメットの脇に「Thank you Pope(法王様)」のステッカーを張って出走。連続表彰台を勝ち取った。

 ヤルノ・トゥルーリは慎みと悲しみの似合うイタリア人だ。この二戦で、そういうイメージがついてしまった。前回は親友の死という話があったが、今度も静かだなと思ったらヨハネ・パウロ二世がらみであった。そういえば、フェラーリが投入したF2005のノーズのデザイン、なんか変な黒色だと思っていたら、それも喪に服したものだった。さすが多国籍のF1サーカス、いろいろな国の文化を知ることができる。……って、ほとんどヨーロッパかな?がんばれ、カーティケアン。
 で、レースの方はルノーアロンソが安定、安心の走りでフィニッシュ。同じく、トヨタの速さと信頼度も確かなものという感触だろう。逆に、まだまだ不安なのがBARホンダ。一瞬の速さは見せないこともなかったけれど、先が思いやられるような。フェラーリも速さの絶対値は見せたけど、ニューマシンの信頼度がってとこか。そっちの方がフェラーリらしくてティフォシも喜ぶ? なんてこともないか。
 しかしなんだ、やっぱり佐藤琢磨を応援してしまう。思わずオマケ目当てにスポーツドリンクを買ってしまったりするくらいだ。つーか、なんかF1のグッズが欲しくなってきた。ハマってた時もちょっと買ったんだ。マンセルが君臨してた頃のウィリアムズのスタッフ用シャツのレプリカ(着てみるとキヤノンのサービスマンにしか見えない)や、ザウバーメルセデスのキャップ(黒地にベンツマークでF1らしくない)、ベネトンのタコ足マーク付きのボストンバッグ(使い倒した)など。うーん、けど、なんか高いよな。やっぱペットボトルのオマケくらいにしておこう、うん。