JCウィーク

 お金もないのに週刊Gallop買ってしまいましたよ。なんといってもジャパンカップ・ウィークですからね。私はジャパンカップが好きで、毎年どきどきこの週を待っていたものですよ。
 しかしどうでしょう、なんというか最近はそうでもないことに気づいてしまいました。どうも、日本馬の優位が揺るがぬものになりつつあって、ちょっとばかり「未知の強豪幻想」が通じなくなってきてしまった。今年だって去年の凱旋門賞馬バゴに、去年のブリーダーズカップ・ターフ馬ベタートークナウ、さらには去年の欧州年度代表馬ウィジャボードが来るのです。それでも、何やら日本馬有利かな、と前提にあってしまうような気がしておもしろくない(「去年の」が多いせいもあるでしょうが)。そして、その前提というのも私が勝手に私の中で感じていることなので、誰にもの言うわけでもないわけですが。
 となると日本馬。こうなると天皇賞・秋で勝負したハーツクライに掛けてみたくなります。秋天で不発したスイープトウショウハットトリックが、その後に勝利している。こうなると、ハーツクライの番が来たっていいのではないか、というものです。
 ペースだって、そんなにスローにはならないでしょう。タップダンスシチーストーミーカフェコスモバルクビッグゴールド、さらには先行力はありそうなアメリカのキングスドラマ。このあたりがガンガンやりあうことになるかはどうかとして、それなりに早い流れになるのではないか。そこで、好位先団につけるであろうゼンノロブロイを、後ろから狙い撃ちでズドン。どうですか、これで。府中の馬場は前が止まりにくいとはいえ、行けそうな気がします。他には、ハイペースでスタミナのある馬が浮上する例はあるので、忘れちゃいけない今年の天皇賞スズカマンボあたり。前走は見せ場も無かったですが、これも32.9で上がっていて、休み明けとしては上々でしょう。
 というわけで、ハーツクライからゼンノロブロイ本線、以下バゴ、ウィジャボード、ベタートークナウ、スズカマンボでいきましょうか。なんで火曜日に結論出してるんでしょうか。