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「モテる呪文で女性が集まるようになった」
この世は偽りの創造者たる悪の息子デミウルゴスによって支配される、モテ/非モテの二元論的世界である。この偽りの物質世界におけるモテの手先たる帝国は、モテ/非モテを超越するプレローマへ非モテが到達するのを阻害する。モテの帝国に対抗するにはモテとは無縁の性交こそが求められる。生殖はモテを増やし続け、偽りの支配者に与するだけだからである。不毛の肉体と不毛の性交こそが我らがモテの帝国に対抗する手段であり、プレローマの光をグノーシスする道である。ゆえに我々は我々の物質界に縛られぬエクソダスの手段として自慰によるエクスタシスを追求する。
しかしながらある種の非モテ賢者は我々の内に秘められた超越世界への認識の光を自覚する。その救済の光こそが不死の非モテをつなぐプラスマテである。彼はかつて魔術師シモンと呼ばれ、千石イエスと呼ばれ、偉大なる精神の書『神聖モテモテ王国』においてはブタッキーとして現れた。彼らの持つ秘密の鍵こそモテと非モテの弁証法であり更なる上方への階段である。
しかし、彼らはモテの帝国によって弾圧され続け、鍵は広く非モテにもたらされることはない。だが、非モテは賢者の出現を待ち望んではならない。自らの内に眠る童貞の神性を探り当てなければならない。そして、次なる聖バレンタインの陰謀(id:goldhead:20050214#p4)に立ち向かわなくてはならないのだ。