見終えたアニメ、見はじめたアニメ

 思いうかぶままにつらつら行くと、今期はじまった中で外せないのは『ガールズ&パンツァー』かと思い、無砲塔戦車かと思えば三突、多砲塔だからソ連かと思ったらアメリカ、などという中途半端さではいけないと思い、おれももっと戦車にも詳しくならなければいけないと思う。戦車についてはあらためてなにか。
 ミリタリーというと『ヨルムンガンド』の二期で、これは楽しみにしていたものだし、きちんと見るだろう。
 事前にはなにも知らなかったが(だいたいそうだが)、『新世界より』は独特のSFのようでいい感じがする。原作は貴志祐介らしいが、ずいぶん前に2冊読んだだろうか。『黒い家』と『青の炎』か。エンディングがいい。『キリンヤガ』のような感じだろうか、違うのだろうか、そこが偽りの世界なのか、どう世界が偽っているのか、そういうところに謎がある話は好きだ。
 『リトルバスターズ!』はなんだろうか。Keyとかまったく知らないが、とりあえず見ている。
 『ROBOTICS;NOTES ロボティクス・ノーツ』はSFだし、遅れて見た『シュタゲー』もおもしろかったことだし、見ることだろう。おなじノイタミナの『PSYCHO-PASS』はP.K.ディックっぽいなと思ったらそのようだし、そこが偽りの世界なのか、どう世界が偽っているのか、そういうところに謎がある話は好きだ。これがそうなるかわからないが、管理社会、ディストピアものは嫌いじゃない。かといって、それだからといってすべていい作品なわけでもない。
 『ジョジョの奇妙な冒険』はジョナサン・ジョースター編からで、そういえば主要なシーンくらいしか覚えていないことに気づく。自分がジャンプを読み始めたのは小学校五年生くらいのころで、ジャンプ本誌では第二部だったと思う。さかのぼって読んでみたくなって、ガソリンスタンドの横の山ノ井書店(今はもうない)で一巻と二巻を買って帰って、まだ明るかったので、なぜか家のドアの前に寄っかかって夢中になって読んだことを覚えている。アニメについては、なんか違うような気もするけど、ジョジョっぽいといえばジョジョっぽいというような、妙な感じがしている。深夜アニメばかり見ているせいだろうか。これも深夜か。
 『えびてん -公立海老栖川高校天悶部』は熱でぼーっとしながら第二話とか見てて、べつにセーラームーンを見ていた覚えはないのだけれども、胸がせつなくなった。
 『中二病でも恋がしたい!』は、どこか読んだばかりの『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』などを思い浮かべてしまうが、別物という感じもする。しかし、劇中妄想劇でたいそうな異能力バトルが繰り広げられているさまを見ると、同じ深夜アニメで真面目に(?)異能力バトルしているすべての作品をおちょくってるというと言いすぎだけれども、なにか微妙なメタ感があっておもしろいようにも思う。しかし、読みは違えど『夏雪ランデブー』の六花ちゃんとは大違いだなとか、まあどうでもいいけれども。あ、あと、オープニングはたぶん体調が悪くないときに見ても体調が悪くなりそうなので、どうにかならないか。
 『K』はモノレールが出てきて金属バットとか振り回しているので悪くないかと思ったけど、べつにモノレール方面にも金属バット方面(ウシジマくん的)にも進んでいかないようなのでどうか。あといくつか録画しているが、見るかどうかわからず。
 見終えたもの、となると、『エウレカセブンAO』など未完だし、なんとも言えぬ。『織田信奈の野望』は途中から一気に最後まで見たけど、二期はあるんだろうか。きれいな終わり方をしたなって思うのは『じょしらく』で、二期があってほしいが、これで終わるのも悪くないような。ラジオは相変わらず面白くて、後藤沙緒里さんが気になってしかたない。あと、『ストライクウィッチーズ』のとか聴いてて、福圓さんがまずいところを突かれたり、ちょっと噛んだりしたときに「えへへ」と情けなく笑う感じがいいと思う。べつにどうということではないのだけれども。