http://www.yomiuri.co.jp/wcup2006/news/20060613i102.htm
エジプト人の同主審はさらに試合後、豪州のビドゥカ主将に対し「豪州が勝ってくれて、神様に感謝している」と話したという。これが事実なら、日本の得点後の判定の公平性にまで疑問を抱かせることになる。
昨夜の試合の審判、妙に笛とカードが多いように思ったが、試合中に「自分の間違いだ。申し訳ない」と言い、試合後にこれ。本当ならば、読売新聞の述べる通り、公平性に疑問があると見られても仕方あるまい。
しかし、なんでこんなこと言うのかね。神様への感謝ならば胸の中にしまっておけばいい。オーストラリアからすれば、最初の得点には文句もあろうが、結果の3-1勝ち点3で、まあいいっかってところだろう。日本にしてみても、「ファウルとられなくてラッキー」くらいの得点に思える部分もあるし、やはり結果が結果だけにどうでもいいというかなんというか。まあ、ともかく黙っとけばよかったということ。
それをこう口に出されたら、なにかいやなひっかかりが残る。間違っても、後半審判が不公平だったから負けた。普通だったら勝てた、引き分けられた、とは言わない。あの得点がなかったらまた別の試合展開があったろうし、仮定に仮定を重ねるタラレバが過ぎることになる。
でもなんだろうね、上川徹審判のドキュメンタリなんかを見るに、前回の韓国がらみがあまりにお粗末だったせいか、今回はかなり審判に力を入れていた感じなのにね。もしも発言が本当なら、という前提だけれども、この審判、まあともかく決勝トーナメントへは進んでくれるなよ、エッサム・アブデルファタと(しかし、エッサム・アブデルファタは覚えにくい。ボブ・デービッドソンとは大違いだ。覚える必要はないけれど)。