どうせならジャパンカップに

http://keiba.radionikkei.jp/news/20061114K04.html

12月16日(土)中京競馬場で行われる愛知杯(GIII)に登録していた外国馬2頭、ムーンベリー(米)とクルソーラ(米)が外国馬として選出された。

 本当に来るかどうか知らないが、空前の外国馬こないジャパンカップの方に出てほしかった……などとジャパンカップ好きの俺は思う。その上、この二頭は現在アメリカ所属ながら、ブラジルやアルゼンチンで生まれ育ち、走った馬。かの地は日本に劣らぬ高速馬場だけに、ちょっと未知の興味もあろうってもんでしょう。ん、アルゼンチン、クルソーラ、Cursora……。
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20060221#p4

 異系の血を求めてアルゼンチン、ニチドウタローの父エルセンタウロの再来かと。サンデー一色に染まりつつある中、さすが吉田善哉の息子だ。産駒のデビューが楽しみだ……と。先走りすぎだった。カーソラは牝馬だった。

 このカーソラじゃないですか。吉田勝己が買った牝馬じゃないですか。繁殖牝馬かと思ったら(将来はその目的、たぶんディープインパクト用なのだろう)、現役だった。それで、愛知杯使う。ふーん。まあ、面白いか。しかし、俺、よく覚えてた、今年二月の小さなニュースを。えらい。
 けど、こうやって、愛知杯というのは珍しいけれど、スプリンターズステークスや今週のマイルチャンピオンシップ、外国馬が当たり前のように来る。相対的にジャパンカップの意義薄まって、高揚感もさすがになくなってくる。まあ、今年のありさまなど、逆に一部強豪馬に恐れて頭数が減った凱旋門賞のようなものだ、と強がってもいいが、外国強豪がJCスルーで香港行きなどという現状あれば、ファンと関係者、両方からそっぽ向かれたJCも哀れ。また、芝とは関係なく、ダートでアメリカ馬からそっぽ向かれ、どこか地方の統一グレード競走のような、メンバー。つい一昨年のJCとJCDなんて、一日に二つもやって、すごく興奮した(id:goldhead:20041128)もんだがなぁ。これも時代の流れかね。