http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20061205-126068.html
原監督とともに臨んだ入団会見では、トレードマークのヒゲをばっさりとそり落としゼロからスタートする決意を示した。
小笠原道大がゼロからスタートしたらどうなると思いますか? 「出場試合44、打率.223、本塁打0、打点7」。これが来期の成績である。こんな選手に一年あたり四億円も払っていては、さすがの読売巨人軍も破綻してしまうのではないか。
……というのは冗談にせよ、さっぱりした小笠原の顔を見て、その威圧感のなさに腰が抜けた。いつかの北海道日ハムファンも、また「可哀想に」と思っているのではないか(id:goldhead:20061122#p4)。
そりゃあ小笠原だって、生まれたときから髭が生えていたわけじゃあない。‘恐怖の二番打者’として、デビュー年の松坂大輔を打ちまくってブレイクし始めたころだって、髭はなかったように思う。しかし、ここ数年のイメージから、もうすっかり髭の人でしょう。それを捨てて、このさわやかさ。
と、思ったのだが、今年から巨人軍にはある男が加わっている。伊原春樹。野球の裏筋をしゃぶり尽くした策士である。きっと、春のキャンプでスポーツ紙の一面をこんな記事が飾る。「早くも暗雲ジャイアンツ! 頼みの小笠原インフルエンザでダウン!」、と。写真はもちろんマスク姿の小笠原……。が、開幕戦のバッターボックスに立つその顔には野武士の髭が! ってなって、結局調整不足で打てないの。いや、打たなきゃ、打てよ、小笠原、ケモノのように犯すがいいさ! アッー。