山本モナにはしびれる

goldhead2008-07-10

やっぱりモナは奔放だった。フジテレビ系情報番組「サキヨミ」(日曜午後10時)でキャスター復帰したばかりの山本モナ(32)に9日、またも不倫疑惑が浮上した。前回の衆院議員との路上キスに続き、今度は巨人二岡智宏内野手(32)とラブホテルに入ったと女性週刊誌に報じられた。

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080710-381925.html

 山本モナを奔放の一言で片づけていいものだろうか? その真面目な仕事っぷりにも注目してやるべきである。たとえば昨夜のジャパンダートダービーでの衣装。写真を見ればわかるとおり、上下白で揃えている。もちろん、大井名物ハクホウクン……ではなく、出走予定のあったユキチャンが勝ったときのために違いあるまい。もちろん、他の馬が勝ったところで、白い服が非難されることはない。もしユキチャンがわけのわからないベンドア斑で、それに合わせて迷彩服を着てきたら怒られるだろうが、そもそも斑毛の馬が注目を浴びるかどうかという話もある。あるいはwikipedia:ザテトラークの再来としてオールド・ファンが喜ぶといった話もあるかもしれないが、そのファンはオールド過ぎといった話もある。今の日本にザテトラークの競走を見た人間はいるのだろうか? 年代的にいてもおかしくはないが、さすがに条件が厳しいだろうか?
 ……というわけで競馬狂は競馬の話になると山本モナの人生以上に迷走してしまう。何の話? 二岡の話だった。というわけで、カープファンである俺が二岡について長々と語る? 語らない? やっぱり語らない。しかしまあ、あの二岡も今や今の二岡。この苦境……って、打率10割!
 というのはともかくとして、この、なんというか、その、うーん、いやあ、もう、そういう世界のことはわからん。ただ、この人らが宿泊9800円のラブホというところが泣かせる。いや、それがかえってええのか? それが密会というものなのか? どうなの、細野さん! ……と、今後山本モナが何かするたびにいちいち引き合いに出される細野豪志の心中もわからん。
 ただ、なんとなくだけど、フランスとかだと、この後細野が首相になったりした後に山本モナと再婚とかいうのがありそうとか思った。いや、いきなり引き合いに出して悪い、フランス人。サルコジとその夫人のせいだと思ってください(詫びたことになってない)。
 まあともかく、嫌いじゃないです、山本モナ。男たちの方がどうかといえば、どうということもないのだけれど。
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勢いでキスを迫られたりもしました

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080710-382059.html

二岡さんに何度もホテルで飲みなおそうと言われ、お断りしましたが、路上で揉めるのも目立つと思いやむなく入りました。

 山本モナの弁明ファックス(弁明ファックという妙な言葉を思いついた。どんなファックでしょうか?)だけれども、これってかなり二岡側に爆弾投げつけてるように見えるのだが。そりゃあもちろん、強制わいせつだのなんだのということではないけれども。でもまあ、やっぱり男側が引き受けるべきものなのかね。でも、二岡にだって家族も世間のイメージも背負ったチームの看板もあるのだから、こうも言われっぱなしでいいのだろうか。二岡も弁明・釈明の手紙を書くべきではないのか。曰く「これはとんでもないおサセがきたと思い」、「一般的には山本モナといえばドスケベというイメージもあり」、「この程度のタレントレベルならキスくらい問題ないだろうと考え」云々、〜紳士の巨人軍・二岡智宏、みたいな。いや、弁明釈明といえばヘイポーを思い浮かべる俺も頭がおかしいので、モナさん、におくんには水に流していただきたい所存です。
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 山本モナから学べること。
 山本モナは不倫騒動で一度キャリアの階段からすべり落ちた人間だ。そしてそれは、単に個人の経歴に留まらず、仕事に関係した多くの人間に迷惑をかけたことでもある。何重にも苦い経験だろう。それなのにまた、繰り返す。起こってみれば「さもありなん」だ。しかし、しかしだ、前の騒動の直後に、もう一度同じ事をすると予想できた人間はどれだけいよう。大井競馬のイメージキャラクターなど、非常に華々しい復活を遂げつつあるなか、もう一度しでかすと予想できた人間はどれだけいよう。
 そう、そういうことだ。一度そのシチュエーションで能力を発揮した馬は、もう一度それを繰り返すということだ。いくら見え見えであって、それは繰り返されるのだ。一度おきた「まさか」の二度目は、皆が思うほど「まさか」ではない。そうだろう田代まさし、まさにそういうことだ。メイショウカイドウは中央場所で歯が立たなくても、小倉の王様だ。エリモハリアーは夏の北海道しか走らない。ライブリシュロムは時計を要する中京の千二でまた走るかもしれない。……いや、こんなんじゃない、もっと名の知れぬ馬たちが、それを繰り返しているはずだ。もっとピンポイントで繰り返しているかもしれない。それを探っていくしかない。また、レースという視点から見てもそうだ。アイビスサマーダッシュではテイエムチュラサンの次の年にサチノスイーティーが来て、さらにサンアディユだ。マイルグランプリではフジノウェーブの次にデスモゾームだ。フジノウェーブはその後いったん途切れて、花開いた。じゃあデスモゾームはどうなんだ。どこまでが繰り返しの範疇で、どこからが個別か……。
 しかし、しかしだ、やはり繰り返されることに素直になること。そこを直視することだ。わかるか、モナさん、もう一度だ、もう一度繰り返すんだ……!