ゆけゆけ二度目の野村貴仁

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もう寝ようかな、と思ったらテレビに野村貴仁、そしてさとう珠緒。43歳とは思えない若々しいさとう珠緒。年齢など超越している野村貴仁。おまえら、またか。そして野村貴仁、本なんか出してたんか。

 

再生

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【球界暴露本】「東京ドーム内で覚醒剤を隠せる場所を探し回った」…元巨人・野村貴仁の「クスリ漬け半生」告白に球界騒然(1/3ページ) - 産経ニュース

栄光からどん底へ、波乱の野球人生を送る中で薬物に溺れた経緯やセットアッパーの悲哀をつまびらかにするほか、「バッターボックスの白いラインがコカインに見えるんや」とつぶやく同僚・清原和博も登場する。

「バッターボックスの白いラインがコカインに見えるんや」。名言である。まあ、それはそうと、また野村貴仁である。野村貴仁の家をさとう珠緒が訪れるのである。なんのために? ちょっと早いクリスマスパーティーのために。まだ暑い季節、みな半袖か上半身裸である。みな? そう、ゲストがいた。マック赤坂山路徹、そして野村の知り合いの素人、である。おれはさとう珠緒がかわいそうでならなかった。前から嫌いじゃなかったが、もうファンになったといっていい。混ぜるな危険、というレベルじゃない。混ぜものなしである。純度が高すぎる。

と、なんという番組だったか書き忘れていた。

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これである。秋元康もとんでもないもんに関わっているもんである。ただ、前回と今回の野村貴仁をみただけだが、現代のテレビでやらかしてしまってる感は非常に強く、おれはわりと、というかかなり好きである。マック赤坂がぎっくり腰で動きにキレがない、など、狙ってできるもんじゃない。だれの手柄かしらんが、もうすごい。ナチュラルに女好き口説きキャラが出てしまう山路徹もすごい。野村の両腕に注射痕がないかチェックしてしまう山路もすごい。混沌の生贄としてのさとう珠緒というあたりも、なにかを感じさせずにはおられない。そしてなによりも、「上の部屋」だけは絶対に入らせない野村貴仁の存在感である。入ると言われて、「フィニッシュや!」と言って、怒って外に出ていってしまう野村貴仁である。

もう、なんというか、かなわんな、と思った。いいものを見たな、と思った。おれにとって「いいもの」とはこんなものか? 答えはイエス、イエス、イエス。おれの人生はこんなものであって、このようなものを見て喜ぶのだ。イエス、イエス、イエス……!