乾燥、かさかさ、冬はかわく。渇望、湿りけ、しっとりしめしめ。だから私、加湿器を買った。
まさにこの色、赤い加湿器、でも青く光る。青く光って、ごぽごぽ、ぐぽぐぽいいながら蒸気を吐き出す。千九百円くらいだった。似たようなのがドンキにあった。同じような値段だった。効き目? それはよくわからない。起きたとき、ちょっとくちびるの、口の中の、ノドの奥のかわきが少ないような気がしないわけでもないのだけれど。
肌が、かさかさ、冬はかわく。渇望、うるおい、しっとりつるつる。かわくだけなら問題なかったけど、かゆくなったら問題だった。はじめはかゆみの原因がわかんない。毒のある観葉植物の毒にやられたのかとか、悪い虫にやれらたのかとか、ストレスでとか、香水があわないのかとか、ボディシャンプーがあわないのかとか、いろいろさぐったけどわからない。さされたような痕はないのだ。だったら、皮フの全面的な問題かもしれないって思った。乾燥肌そのものがわるいのです。
それで、ベビーオイルをシャワーのあとに塗ったくることにした。ぬったりぬったりオイリーオイリー。かゆみはおさえられた、ような気がしたのだけれど。
でも、乾燥肌といっても、いままでは顔のことだった。ヒアルロン酸ぬったくったり、ベビーオイル塗ったりしてて、でも、目に見えてどうこうってほどじゃないし、今回も目に見えて「かさかさ」ってわけでもないから。それでも、乾燥のかゆいのがきたってことは、老化の針かちこちと体内時計、腹腹時計、やがて爆発しはしないでしずかにしぬだけ。
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百万年生きられるものなら生きてみたいけど、どうせしぬのならかゆいのはいやだもの。ベビーオイルが切れたから、今度はメンソレータムAPソフト薬用保湿ローションを買ったのだ。
それじゃあ、さっき「ベビーオイル」ってはまぞうで検索してひっかかったアダルト商品がなんなのか調べるから、おやすみ。