週刊Gallop買ってつらつら見るに、物語のボリュームが足りねーダービーって感じがするぜー。まーたいして根拠のあるんもんじゃあねえけれど、どうにも薄い感じがしてならねー。ディープインパクト級のでかい話(乗るにしても逆らうにしても、な)ってのはそうあるもんじゃねえが、どうもちょっと物足りない今年。こういうときは人気薄で皐月賞逃げ切った馬がダービーもかっさらうような感じだけどさー、いねえし、キャプテントゥーレ。
そうなると、なーんか話が欲しくなるわけで、かっこうの的になってるんじゃねえかってのがサクセスブロッケンってとこかなー。まー、競馬ファンも甘くはねえから単勝一番人気になるようなこたねえけど、心のどっかで圧勝もあるんじゃねーかーみてえな幻想ある人も少なからずいるんじゃーねーかって。まー、俺もどっかしらそういうところあるけどさ、でも、いくらなんでもここに飛びついたら上手く釣り上げられたんだか釣り上げたんだかって、それもねーよーな気ぃするしー。
じゃー、力量的に正統派本命候補はってなると、やっぱりクラシック本流とは別から流れてきたディープスカイ。勝率考えて皐月賞回避のマイルカップ勝負は正解だったし、ダービー考えてのローテかって思うとよー。でもー、毎日杯より前のもたつきから、変則二冠の格があるかどーかって思っちまうぜー。でも、鞍上は四位洋文でー、一度ダービージョッキーになってんだからー、資格はあるぜー。ダービージョッキーは上手い下手でも成績のランキングでもなくよー、勢いでも実績でもなく、天に授けられる天命みてえなもんよー。特別なもんなんだぜー。
けどさー、やっぱり皐月賞から考えた方がいーのかなーってオークスからの学習。ここで人気落とすようならマイネルチャールズもいーだろーし、タケミカヅチも二着三着ならヨシトミ先生のライン。あるいは、やっぱり馬インフルエンザ世代ってことでー、たとえば桜花賞時点での復活激走エフティマイアみてーに、同じフジキセキのサブジェクトーってのも無理筋けー?
あと気になるのは、まーいろいろいすぎるけど、メイショウクオリア。あとー、なんかやけに印ついてるなって思うのはレインボーペガサスなんだけどー、どうなんかねー、ピンとこねー。