当たり馬券は眠りつづける

 当たらないというより当たらない。何をいっているかまったく当たらない。思うに、ここのところ競馬以外のことが忙しくて競馬に身が入っていない。それがいけない。なんとなく普通に買っていれば75%の回収くらいできるんじゃねえかという自信はあったが、それも試行数があるていど維持されてのことだろう。ほぼメーンレース及び最終付近のみの購入では、いたずらに投入額も増え、その日の傾向なども体感できず(結果くらいはチェックする)、いたずらに損耗していくばかりだ。やはり競馬は、定期的な地獄に身を委ねつつ上げ潮を捉えることが大切なのだ。
 中山記念アドマイヤフジから。アドマイヤフジ→カンパニー→エアシェイディトウショウシロッコドリームジャーニーの順。その三連単。いちおう、カンパニー頭の→アドマイヤフジ→……も買ったっけ? ともかく、このレースなんかは三連単なしではやっていけないレースだろう。それで、結果1→4→2人気で万馬券なのだけら、まあそんなものだ。俺としては、狙いは悪くなかったが、この頭数では惜しいともいえず。
 阪急杯ファリダット。いざというとき、良血馬を頼むのが俺の癖だ。グッドルッキンホースを選ぶのが俺の癖だ。ただ、ファリダットはそれほど無理筋ではなかったような気もするが、あの位置取りでは、というところも。
 さて、どうだろうか高松宮記念。俺は、ビービーファルコンでもローレルゲレイロでもドラゴンファングでもなく、またファリダット、今度はむしろファリダットという気持ちになっているのだが。