ここのところの生きるよすがといえば『Angel Beats!』であって、とくになにかメモしなくても天使ちゃんマジ天使なのでいっこうにかまわないのである。が、第8話に少しひっかかるところがあったので、ちょっとなにか書く。
どこが気になったかといえば、天使ちゃん……
……31歳の独身男が天使ちゃんのことを思い浮かべながらキーを叩いて「天使ちゃん」と表示させていることの絶望、いっさいの悲観の言説よりもこの国のもう滅んでいることを明らかにしている……!
というのはどうでもよくて、天使ちゃん分裂の原因である。前回後の『今日もやられやく』などで、「あの分身が原因で増えたのでは」というような書き込みを読み、俺は正直、「そりゃねーだろ」と思ったのだ。たしかに分身っぽい技で、そういう描画もあるけど、そりゃねーだろ、と。なんかこう、赤い目の天使ちゃんがでてきたのは、このAB!世界の設定とか、仕組みに関わるものだろ、と。
と、そこがあっさりすかされて、それが正解だったんだな。これ、この違和感。これはなんというか、そう、この話に限らず、AB!全体に感じるような違和感であって、なんとなくようわからんがAB!を見てしまう理由でもある。俺はぜんぜんこのAB!の作り手であるエロゲー文化というものを知らず、またあるいはなにか思想だのの知識なくては読めないような難しい作品解釈もわからんし、ゼロ年代とかいうものにいたるサブカルチャーの流れも知らんので、これがなんなのか、あるいは「これ」があるのかどうかもわからんが、少なくとも俺はそう感じている。
そんなわけで、最初、第一話、作戦室の中の会話シーンでなんの意味もなさそうに不自然に画面に入ってるキャラの立ち絵構図を見て、もう見るのやめようかと思ったくらいなんだけど(「ひょっとして、これがゲーム世界という暗示?」などと思いもした)、オープニングテーマがクソ素晴らしいことと、天使ちゃんマジ天使というあたりも相まって、ともかく今や楽しみにしているといえる。
I've Sound?
My Soul, Your Beats!/Brave Song 【初回生産限定盤】
それでそのクソ素晴らしいオープニング、俺は当然初回限定版を予約してんだけど、これもなんかちょっと引っ掛かりがあるんだよ。よくわかんないけど、サビのところで、「そこがサビなの?」みたいな。それで、俺は音楽のことよくわかんないからわかんないんだけど、最近似たような印象を受けたなーって思って、それがなにかといえば『BALDR SKY』の曲だった。
これは、どことどこが、じゃなくて、つーか、まあなんだ、そりゃなんか電子音のリズムに乗って女の人が歌ってれば似てるというレベルかというと、そうなのかもしれないけど。
それで、ああこれ、よくわかんないけど、広い意味で、I've Soundとか呼ばれるものの流れにあるものなの? みたいな。なんかWikipediaとか読んでてさ。バルドスカイは主題歌制作やし、LIAさんというのも、なにかその辺の人で、よくわかんないけど、まあ、このあたり、まったく見ず知らずの人間があるジャンルに迷い込み始めたばかりなのでさっぱりわからんのだけれども。
それはそうと、俺は自分の音楽趣味についてこう書いている。
アクアとトーキョー・ゲットー・プッシー。俺は、音楽音癡なのでうまく説明できないが、 ‘電子音に乗っかったのっぺりした女性ヴォーカル’が好きだ。たとえば、『頭文字D』のアニメのテーマとか、最初のころの『真・三國無双』のエンディングとか、そういうの。
いいかげんメンバーチェンジしたいが - 関内関外日記(跡地)
でもって、なんというのか、これってひょっとしてI'veサウンド的なの? というような。そう、なんか昔流行ってたavex? っぽい? のでは、リリカルさ? が足りないみたいなところがあって。あと、初音ミクが好きでたまらんが、それはこういう流れにある曲もあるの? とか、ああ、よくわかんねーけどさ。つーか、俺、Windowsのパソコン買ってからまだ2ヶ月くらいしか経ってないし、エロゲもバルドスカイしか知らないし、でもいろいろのエロゲがこのパソコンで遊べるの? みたいなところもあって(もちろんその対応・非対応をあつめたwikiなどはとっくに検索済みだけれど)、しばらく手探りは続く。