ブルースクリーン

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ブルースクリーン - Wikipedia

ブルースクリーン英語 : Blue Screen of Death, BSoD)は、Windowsにおいて、オペレーティングシステム (OS) に何らかの異常が発生し、深刻なダメージを負う可能性のある状態に陥った際に表示されるメッセージおよび、その画面全体を指す通称である。青い背景に文字を表示させることからこの名がついた。

 このところ頭がブルースクリーンだ。頭のなかが真っ青に塗りつぶされているようだ。とはいえ、おれはあまりWindowsブルースクリーンを見たことがない。おれは数年前までWindowsを使っていなかった。しかし、おれの頭に現れるのはブルースクリーンであって、サッドマックじゃない。青空もなにもない、目によく無さそうな青。なにも考えられない、考えたくもない、おれはつかれてしまった、おれはつかれてしまった。

おれは深刻なダメージを受けているように思う。しかし、その深刻さは口から絶えず血が流れているとか、肘の関節がおかしな方向に曲がっているとかじゃあないので、どうにもおれ自身にもよくわからない。1月から日曜日にしか休めていないので、多少は仕事の忙しさもあるだろうが、その程度で疲労が溜まり過ぎるということもないだろう。運転資金のために会社に金を入れたのも、貧相な我が居場所を一日でも長くという判断で、そうでない場合よりいくらかは安心を手に入れたはずなのだろう。

いや、たぶんそれだな。そのせいが大きいのかもしれない。おれはなけなしの預金の大半を突っ込んだ。月末に入金があるというが、信じちゃあいない。とはいえ、その金があったところで何ができたとか、何を買えたとか、そんなことありやしないんだ。おれはなにも感じなかった。たかだか数字の話だ。

そしておれの余命はたぶん縮まった。これがいくらかのストレスになっているのだろう。よく眠れない。朝、身体が動かない。なんでもないところで自転車で転んだ。酢をこぼした。頭がブルースクリーンですべてが統合されていないような感じがする。とはいえ、おれが統合を失調していたとしても、双極性障害のために飲んでいるジプレキサ統合失調症用の薬でもある。おれは疲弊している。ただそれだけのことだ。疲弊している人間から死んでいく。むろん、テロリストの人質にとられているよりは死ににくい。アラブというところはぼったくってくるところだから、きちんと交渉して、ランドクルーザー5台と山羊10頭くらいにまけてもらうというのはどうだろうか。ランドクルーザーは丈夫だという。おれもランドクルーザーのように丈夫に生まれてきたかった。