バイクラックについて(補記)

goldhead.hatenablog.com

今日は一日パソコンの前にいなかったので(はてブTwitter見てくれればわかると思うが。というか、仕事中にはてブ駄目)、こんな記事がたくさんブックマークを集めてさらに延焼(?)してるのを見て少々狼狽している。

ロードバイクにスタンドをつけない理由 - ARTIFACT@ハテナ系

自分に不要なものは存在してはいけないと考える人間って死んだらいいんじゃないの? - 今日も得る物なしZ

正直なところ、あの記事は「喫茶店の中にバイクラックあってすげえ」という記録と、少々ほかの記憶についてメモしただけだった。

が、反省点はある。タイトルである。おれは最初タイトル欄に「バイクラックについて」と書いた。書いて、なんとなくこれじゃあ弱いな、と思った(べつに強くある必要なんてないのだが)。まあ、そう思って、少々煽り気味のタイトルを書いた。それが「街中ロードバイクバイクラックだらけになればいいのに」である。

街中、というのがよくなかったかな、とか思う。おれも普段の通勤や買い物なんかにはカゴ付きの小径車(『よつばと!』のあさぎさんが乗ってるのと同じやつ)を使ってるし(もちろんスタンドつき)、まあべつに日常でそこらにバイクラックだらけであってもいいし、なくてもいい。とはいえ、おれは自転車で遠くの知らない街に行ってみたいというところもあって、そうなると、知らない街のコンビニなんかにバイクラックあればいいなあ、くらいのことである。

無論、この前提を再度掲げておく。

総合的に見て自転車乗りが集まることがプラスになると考えるのであれば

これである。どこもかしこもつけろ、つけなきゃ嫌だ、ロードバイク乗り差別だ! とか言ってるわけじゃあない。民間なら民間で、ロードバイク客が増えることが商売的にプラスになりそうなら、ラック置いたらいいじゃん。自治体なんかの公共施設でも、せっかく税金を使って整備したサイクリングロードとかをもっと有効利用してほしいなら、ラックあったらいいよね、くらいのことだ。 

だから、民間でもその手の自転車客は金にならねえと思えばそんなん置く必要ねえし、自治体とかが「サイクリングロードといっても歩行者とママチャリくらいがのんびり通行できればいいよね」とかいうところなら無用だろう。でも、もっとロードバイクの利用者が増えてもいいな、というなら、バイクラックなんかそんなに費用もかからねえし、いいんじゃないですか、くらいのことだ。

あとはなんだ、ロードバイクにスタンドの問題か。おれは最初にクロスバイクを買ったとき(自転車専門店じゃなくてスポーツオーソリティだぜ)に、「スタンド付けてください」と言ったら、「普通はつけないんですけどね」とか言われたもんで、ロードとなったらそりゃもう付けないもんだと思っていた。というか、フルカーボンには付けられないもんだと思っていた。とはいえ、付けたところでやっぱり盗難怖いってのはあって、地球ロック考えなきゃいけねえなあとか思っちまう。本気でやられりゃどんなロックも無意味だろうが、バイクラックあると(どっかのブコメバイクラックごと盗むのが可能ではみたいな書き込みがあって、軽トラありゃできそうでそりゃすげえアイディアだと思った)いいなあと思うのだ。遠くの知らない街のコンビニで、自転車用の格好でポツンとおにぎり入れた袋持って、あるはずの自転車がなくなっててポカンとしてる自分考えたら。まあ、これはもう個人的な願望ですよ、っと。あと、重さ云々については、おれはあんまり考えていない。

津久井湖、宮ケ瀬湖へ110km。一生、会わないと思っていた人に会う - 日毎に敵と懶惰に戦う

なによりもそのロードバイクの上に、塔のように積まれたガジェット類が饒舌に示している

だからさ。つーか、おれがフルカーボンのロードバイクなんぞ買おうと思ったときは、頭が少しというかけっこう変になっていて、「もう死ぬのだから、死ぬ前に一度くらいフルカーボンにまたがってみたい」とかいう心境で(完全に精神を病んでいたので、買ったときのこととかあんまり日記の残ってないと思う)、すごいこだわりがあったわけでもない。なにせiPhoneの測量アプリをもとに、当時の円高もあってWiggle先生で輸入したんだぜ(おれは背が低いので選択肢が限られていたというのもある)。あんま関係ないか。

それと、ロード乗りが批判的に見られるのはマナーというか交通法規違反だろうか。おれは自動車の免許も持っているのだけれど、今は運転していない。それでもって、「車道に自転車増えた今、こわくて自動車運転する自信ねえなあ」と思っている。さらに言うと、ロード乗りのマナーの悪さについてはクロスバイクに乗っていた過去に書いている。

d.hatena.ne.jp

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まあ、自動車乗りには左側走ったりしてるだけで邪魔っつーのわかる。その上にマナーというか、交通規則違反しまくってたりしたら、頭にくるのもわかる。わかるけど、歩道はもっとあぶねえし(場合によっては歩道によける、というシーンもあるけど)、やっぱり自転車は軽車両だから車道へという方針が強まってるし、ちょっとすいませんが、車道に入らせてください、てなところでどうにかご勘弁。あと、先日のサイクリングではほとんど(そりゃまあ絶対にとは言えねえよ)完璧に交通法規は守られていた、と補足しておく。証明するすべはないけれど。

うーん、火に水を注いだか、油を注いだかわからんけど、こんなところで、以上。